記録方法
記録の取り方は工夫があると見やすくなります。単に記録を残して見直すことがない場合は記述するだけでもいいのですが、後から見直す場合は記録の書き方を考えておきましょう。ポイントは、短い文章で記録することです。あくまでも見返すための記録として考えるならば、ひとつの文章は短くする方が読みやすい。短く書くのを意識すると、まとめる能力も上がるので一石二鳥です。
他にも記述方法を変えることで見やすくなります。たとえば、通常の記述パターンは下記のような形になります。↓
課題を取り上げる
fjconsultants
課題は2つある
具体的には・・・・、・・・・の2点
①不明な部分がある
不明な部分は具体的には・・・・
要因は・・・・
解決案は・・・・
②報告が遅い
具体的には、このような状況で遅い
要因は・・・・
解決案は・・・
まとめ
2点とも解決可能
解決時期は・・・月を計画している
これを下記↓のように書いてもると、内容をつかむ時間が速くなります。後から見直すとき、瞬時に内容が目に入ってくるでしょう。
課題を取り上げる
fjconsultants
課題は2つある
具体的には・・・・、・・・・の2点
①不明な部分がある
不明な部分は具体的には・・・・
要因は・・・・
解決案は・・・・
②報告が遅い
具体的には、このような状況で遅い
要因は・・・・
解決案は・・・
まとめ
2点とも解決可能
解決時期は・・・月を計画している
検索するように
記録が累積する場合があります。ファイルを分けるのではなく、打ち合わせのたびに記録を追加する手法です。この場合、文章量が増えると書いた文章を探すのが困難になります。そのとき、文章を検索すると便利。
ただ、検索するには、統一した記述が必要になります。日時を
・2023/12/29
といった統一表記にすると検索しやすくなります。検索のショートカットキーは
・「Ctrl」キー+「F」
になります。Find(探す)のFと覚えておきましょう。
まとめ
文字情報で記録することのメリットは、見返すときに時間がかからないことです。今後は、録音をAIで文字起こしして、さらにAIで要約することが増えるでしょう。そのときも、さらに工夫をしながら読みやすくすることです。生産性も上がっていくと思います。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳