好感度が良かった
AIのモデルを起用したCM。少しだけ話題になりました。その後の経過が出ていたので取り上げますが、好感度は良かったようです。同じ時期に放映されたCMの中でもトップ4%に入る好感度。同じジャンル(業界)においても上位6%以内の好感度になっています。そうなると、スポンサー側も試したくなりますね。
メリット
AIのモデルを起用するメリットを考えてみます。
- クリエイティブの幅が無限に広がる
- 制作コストが削減できる
- 制作日数が短縮できる
といったメリットがあります。スポンサー側も起用するモデルのスキャンダルを心配する必要もないので安心して起用できると思います。リスクが減るのはスポンサーにとっては大きなメリットかもしれません。
70%削減
今回のCMのAIモデルを作成した企業が提案しているのは、「(アパレルの)モデル撮影コストを最大で70%削減」という内容です。撮影点数が多いアパレルの場合は、撮影コストの削減が7割と大きくなるようです。この企業の社長インタビューが掲載されていましたが既存のモデル事務所に配慮しているのがわかります。
「AI modelが人間の仕事を奪う」といった声があるように、慎重に進めていかなければバランスが崩れるため、注意深く運営していく責任が私たちにはあると思っています。モデル事務所と提携して仕事の幅を広げる方法も試行していますし、モデルが稼げなくなるといった状況にはならないようにサービスを拡大しきたいです。
https://www.fashionsnap.com/article/ai-model-interview/
まとめ
いきなりAIのモデルばかりになることはないと思います。今までCMスポンサーをしていた大企業はAIモデルに変更するのは少ないのではないでしょうか。しかし、新しくCMをつくっていく企業にとっては縛られるものがないので、積極的にAIのモデルを起用すると思います。しかも、AIのモデルの方がCM効果が高いという実績が出るようになると一気に変化するでしょう。この流れも止められそうにありません。
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