頭脳向上になる
「AIならすぐに正確な答えが出せる」から自分で考える機会が減るのではないか。そんな疑問があります。実際に、AIを答え合わせだけに使うと、頭脳の稼働は低下します。実感している人もいると思います。でも、本当にそれだけなのでしょうか。頭を使わなくなる現象は単に「思考プロセスを放棄した」結果であり、ツールそのものの問題ではありません。実は、ツールの使い方を変えると、頭脳の向上にもつながると考えています。考える内容が濃くなり向上していくのです。
方法として
有益な方法として、次にような使い方があります。答えが見つからない課題について、仮想のミーティングを繰り返すことができます。いつでも、どこでも、何回でもできます。嫌がることもなく、限界のないやり取りができるのです。
そうなると、思考回数が増えていき、考えが深まるのです。「壁打ち」回数が増えると表現することもあるでしょう。このとき、質問の投げ方を覚えておくと更に精度が高まります。たとえば、「なぜ」を繰り返すだけでも思考回路は開いていきます。5回なぜを繰り返す手法は古典的ですが有効な方法です。これを毎回壁打ちすることで、なぜを繰り返す思考が自然と出てくるようになるはずです。
フレームワークを用いた分析、解析も投げかけるときには知っておきたい内容です。フレームワークも事例を見ると理解が速くなるので、積極的に活用しましょう。
- SWOT 分析(Strength‑Weakness‑Opportunity‑Threat)
- 3C分析(Company / Customer / Competitor)
- PEST分析(Political, Economic, Social, Technological)
- 4P(Product, Price, Place, Promotion)
- STP(Segmentation, Targeting, Positioning)
- AIDA(Attention → Interest → Desire → Action)
まとめ
答えがわかっている範囲でビジネスをしていると成長はあまりないと考えています。答えが見つからないことに対峙して答えを見つけようとするところから成長があるのではないでしょうか。そのきっかけをつくるのにAIを活用するのは有効だと思います。頭脳の稼働率を上げる目的で活用してみてください。
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『経営情報Web Magazsine ファースト・ジャッジ』運営執筆 藤原毅芳(fjコンサルタンツ) from2011