住宅ローン金利にも
金利の上昇が続いていますが、住宅ローン金利にも影響が出ています。2025年12月から適用の金利も発表がありました。10年固定の住宅ローン金利は下記のようになります。10年間は固定金利で住宅ローンを支払いますが、その後は変動金利へ自動移行するのが一般的。その時の金利が適用されることになります。金利が上昇していると、10年以降の支払いの負担がキツくなります。
2025年12月適用金利 住宅ローン(10年固定)
| 大手5行平均 | 2.446% |
| 三菱UFJ銀行 | 2.26% |
| みずほ銀行 | 2.30% |
| 三井住友銀行 | 2.35% |
| 三井住友信託銀行 | 2.655% |
| りそな銀行 | 2.665% |
変動金利は
変動金利の住宅ローンは金利が低い商品が多いので、変動金利で住宅ローンを組んでいる人も多い。以前は80%超が変動金利を選択していました。全期間固定金利を選択しようとしても、「そんな人はいませんよ」と金融機関に言われた人もいます。変動金利の場合、5年間は返済金額が変わらない仕組みを選択しているケースもあります。5年間の返済が終わると、仮に金利が上昇していても返済金額は125%までしか増えない設定になっていることもあります。それが、なんとなく安心感のある住宅ローンに感じるのです。
ただ、金利が上昇しているときは単に
・「問題先送り」
をしていることになります。リスクが大きくなるのです。
割合は変わる
変動金利の場合、5年間返済の金額が同じであっても
・利息支払い
・元金支払い
の割合は変わっていきます。金利が上昇すれば利息支払いが増加します。元金はその分、減らないことになります。ワーストシナリオを考えると
・支払っても元金減らない
・住宅ローン完済したのにローン残がある
ということも発生するでしょう。このあたりのことは金融の専門家を意見交換をしたときに専門家が心配していました。「金利が上がると、マズいですよね」と言っていたのです。
あくまでも最悪のケースを想定した結果ですので、そうなるとはかぎりません。しかし、リスクを想定しておくことは必要だと感じます。
まとめ
2019年ごろから「金利上昇」のリスクを取り上げてきました。住宅ローンも何度も取り上げています。当時はだれも反応しない話題でしたが、こうやって実際に金利が上昇してくるとメディアでも取り上げるようになってきました。ただ、取り上げる段階では、実際に金利が上昇しているので若干遅い気がします。
参考:住宅ローン:長期固定金利推移表
https://www.sbishinseibank.co.jp/retail/housing/api/kakokinri_long.html
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