永遠の課題
「もっと速く仕事を終わらせたい」
「効率を上げたい」
これは永遠の課題です。わたしもこの課題を四六時中考えています。単純に今のやり方のスピードを上げるだけで終わってしまうことも多いのではないでしょうか。それは本当の解決にはならないのです。経験しても良いのですが、単なる回り道になるでしょう。スピードを上げる以外で休憩を取らずに長時間働けばいいのではないかと、 力づくで考えたこともあります。それも結局のところ大幅に生産性が上がることはないのです。実はそこには理由があったのです
開発思考が必要だった
何かを改善するときには、改善する仕組みを考えなければなりません。 表面的な仕組みを変えるのではなく、根本から解決することが求められるのです。 そのときに必要なことは、解決方法をどの地点から見ていくのか、ということ。 そこで参考になるのは、開発者の思考回路です。 開発者は現在の機能を疑うところからスタートします。 「スピードを上げること」が良いとは言えないというところからスタートするので、 根本的な解決に至ることもあるのです。
業務を「製品」として考えてみる
自分の仕事を、ただこなすべき「タスク」として見るのではなく、改良すべき「製品」あるいは「システム」としてみてください。システム開発の現場では、より良い製品を作るために常にアップデートを繰り返します。個人の生産性向上もこれと同じです。必要なのは、自分の業務プロセスに対して「ツールを作成する」というアプローチです。
具体的には、次の2つの視点を持って自分の仕事を見直すといいでしょう。わたしはそうしています。
1. 機能を追加する
これは「何ができるか」という能力の拡張。過去の経験や今までの能力にこだわらず発想できるかがとても大事なポイントです。開発の基礎は機能追加だと思っていて差し支えないでしょう。
2. 使い勝手をより良くする
機能を追加していくと 使い勝手が悪くなる時があります。その時は使いやすさの快適性を高める発想が必要だと思っています。面倒だなと思った瞬間に使わない道具になってしまうからです。 毎日使いたくなるような快適性を持たせることがポイントかなと思います。
あとはこの繰り返しです。 試行錯誤というのは、機能を追加して減らして、また使い勝手や快適性を高めたりすることを毎日のように取り組めるかにかかっていると感じます。
まとめ:開発者になる
開発には時間がかかるときがあります。 仮説を立てて実装し、検証し、さらにまた修正を繰り返していくからです。 「永遠の改良」と呼ばれている領域です。 馴染みがないのですが、開発する人にとってみれば当たり前のことです。 生産性を上げるということに関して、 このような思考のスパイラルを持っていることが大事ではないでしょうか。 わたしはそこに着目しながらいつも改善をしています。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
