孤独感が増していく

人は年齢を重ねると
・落ち着いてくる
・悟る
・穏やかになる
と思われてきました しかし現実はそうなのでしょうか 実際には40代、50代、60代、70代と年齢を重ねるごとに 孤独感が増す率が増えていくように感じます。時代のスピード感が増しているという理由もあるのでしょうが、働く環境の変化スピードが大きいので人生設計が対応できなくなっているのではないかと考えています。

また個人のスキルに関しても、通用しなくなるサイクルが早くなっており、何歳になっても新しいスキルを身につけなければならない状況にあります。「スキル習得に追われている」ような形になっている可能性もあるのです。このような状況なら落ち着かないですね。

人から遅れている、時代から遅れていると感じるほど焦りも出てきますし、孤独感も出てきます。

「40代昇進の壁、50代役職定年の壁」

先日、メディアで「40代昇進の壁、50代役職定年の壁」と流れていました。企業組織の中で、40代で昇進の限界を感じ、55歳前後で役職を外れる。そのプロセスの中で居場所を失い、孤独を深めていくという構造的な問題です。これは企業規模に関係なく発生しているのではないでしょうか。年齢を重ねるたびにずっと昇進し続けるという仕組みはほとんど見られなくなっています。終身雇用の限界と大企業が明言したのも数年前にありましたね。

壁が見えてくると

人は壁が見えてくるとやる気を失います。 モチベーションが上がらないのです。 そこには明確な理由があります。本質は「自分のキャリアの『結末』が見えてしまったこと」にあるのです。固定されたゴールが見えてしまったら、どうしてもそうなるのは仕方ありませんね。

そこで提案なのですが、一見固定された壁に見える内容を、流動的にしてはどうかなと思います。可能性を否定するのではなく、可能性を追求する側にまわるということ。人は成長したり能力が開花するときに喜びを感じます 何歳になっても嬉しいものです この時代に生まれてきてよかったと何歳になっても言えるはずです。

あえて不確実にする

将来は見えているようで見えていません。先は不透明であり不確定なのです。あえてゴールも不確実にしてしまえばいい。自分が主導権を持って変えられる世界だと考えれば、これほど楽しいものはありません。見えてくる壁はあえてゲームのように攻略していけばいいだけの話なのです。

まとめ

ネタバレされた映画を、あと10年も見続けなければならない。そんな境遇になることもあるでしょう。しかも、その結末は自分が主役として喝采を浴びるものではなく、静かに舞台袖へと下がっていく物語かもしれません。それだと、これほど苦痛なことはありません。でも、ストーリーを固定化し完結する必要もないでしょう。

そこにはある理由があります。時代が個人を輝かせる環境を作っているのです。そこに気がつく人だけが成長する時代になりました。孤独感なんて感じない世界もあると感じます。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆