未経験者でも楽しい世界

たった1時間程度の講義で、年齢、経験に関係なく、
・「オモシロイ」
と言い出しました。大人になってから、オモシロイと感じることが減り、日常の時間しか流れなくなっていたのかもしれません。そこに、
・新しいツール
・新しいモノづくり
が可能になったと知ると、人は楽しさを感じます。いきなり、能力が拡張するので、
・できないと思っていたことができる!
と感じるのです。そのときに、
・オモシロイ
・もっと知りたい
・もっとつくりたい
・あれもできるのでは
と想像を膨らますことができるのです。これは、すべてAIによるコーディング(バイブコーディング)のことです。

既製品ではなくオリジナルツールで仕事する時代

PCを用いて仕事を進めるとき、
・既製品のアプリ
・既製品のシステム
しかありません。会社では、カスタマイズされたシステムを導入することがありますが、フルカスタマイズはほとんど見なくなりました。なので、仕事とは、そのような既製品を使いこなすことが仕事だったのです。

これからは、変わります。自分の使うツールを自分で作成する時代になります。オリジナルツールが増えていくのです。そうすることで、最初は細かい生産性が上がります。それが蓄積していくと、大きく生産性が上がります。この数ヶ月間、実験してきましたが、そう言い切れます。
・道具をつくる道具
がAIということです。定義を正確にしておかなければ見誤ることになるでしょう。

ただセキュリティは甘くなる

ただ、バイブコーディングにマイナス点がないわけでありません。
たとえば、
エンジニア歴20年の私が、素人バイブコーディング勢に物申す
という記事では、バイブコーディングのセキュリティ管理の甘さが招く重大事故のリスクが具体的に指摘されています。

「動くものを作ること」と「安全に運用し続けること」はまったく別の問題だという点です。AIが生成したコードにはセキュリティホールが潜んでいることがあり、個人情報漏洩や想定外のクラウド料金請求といった事故は実際に起きています。APIキーの管理ミスひとつで、一晩で数10万円の請求が発生するケースも珍しくありません。リーダーは、この技術の可能性とリスクの両面を理解して進めることが不可欠です。

まとめ

『非エンジニアが「自分で作る」時代』が来ていることは否定できなくなりました。AIというツールの進化を考えると想像の範囲内ですが、各社のAIバージョンアップが毎日のように発表されるのを見ると、進化スピードが上がっていることを実感します。実際のバイブコーディングについても、失敗やミスが減りました。ミスを自分で探し、改善する能力も上がっているからです。動くプログラムまでは到達できるようになったことが今後の普及に加速度を加えることになるでしょう。そろそろオリジナルツールで仕事をする時期に来ているのを感じます。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆