見せた内容は
USJをV字回復させた、森岡毅氏。その森岡氏が、自ら手がけたテーマパーク ・ジャングリア沖縄について「想定したシナリオの中でも相当まずい」とメディアで告白しました。過去の姿からは想像もできない内容になっています。
運営会社の親会社刀はマーケティング会社ですが最近は
・イマーシブ・フォート東京は閉業(累積赤字62億円超)
・主力メンバーの離脱報道(イマーシブ・フォート東京担当スタッフ離脱)
という話題が先行しています。
ジャングリア沖縄については、当初からSNSでは批判が殺到し、メディアは「失敗」と書き立てました。これに関して、「想定したシナリオの中でも相当まずい」と言っているのです。
振り返れば、東京ディズニーランドもオープン当初の評判は完璧ではありませんでした。お弁当持ち込みありのテーマパークとしてオープンしていた経緯もあり、今の雰囲気とは全然違っていたようです。
ジャングリア沖縄もレポートが開示されていますが、さまざまな課題は解決されつつあるようです。
「体力が尽きるのが先か」という言葉
森岡氏の発言の中で注目は
「正しい評判が広がるか、体力が尽きるのが先かの競争」
と言っていることです。
一見すると前向きな言葉に聞こえます。 でも、
・「体力が尽きる可能性」
を自ら認めたようにも聞こえてきます。テーマパークは設備投資が多額であり、資金が潤沢な中でビジネスをスタートすることは少ないようです。ジャングリア沖縄のスタートも
・コロナで延期
になり、さらに建築資材高騰で
・計画より少ない施設
になってしまっています。
イメージと違ってきた
森岡氏はデータを元に計算式でマーケティングを予測し、成果を上げてきた、というイメージがあります。そのため、最近の失敗続きを見るとそのイメージと違うのではないかと感じてしまいます。
ビジネスはもともと成功の確率は高くありません。特に新規事業の成功率は低いです。しかし、森岡氏なら成功率が高いはず、という期待値が上がっていたように感じます。そのため、風当たりも強く、スタート時からSNSや口コミで書かれる内容が低い内容になってしまったのではないでしょうか。
まとめ
期待値は上げすぎると、急に下がります。ブランディングがうまくいけばいくほど、期待値が上がってしまいますので、その後は注意が必要だと感じます。ジャングリア沖縄は当初から定点観測しています。時間をかけてブランド構築ができれば成功すると思いますが、時間をかけるには原資がが必要です。そこがビジネス継続のカギになるでしょう。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
