全面解除した
在宅勤務、テレワークが定着するのではないかと言われていますが本当でしょうか。というのも大企業の中には在宅勤務を解除し、オフィスに集まることを全面解除した企業も出てきているからです。
なぜそのように判断したのかが気になるところです。判断するポイントや判断基準を知りたいところだと感じます。
今回はその店を考えていきたいと思います。
グーグルが本社を全面再開:ハイブリッド型 「多くの社員は直接会うことの重要性に気付いた」日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59658850S2A400C2EA4000/
全面解除事例
米国Google本社がオフィスを全面解除しました。以前のように毎日オフィスに行くシステムではなく在宅勤務も交えたハイブリット型を選択しています。
なぜオフィスの全部解除に踏み切ったのでしょうか。
談話としては「直接会うことの重要さに気がついた」と発生しています。これ不思議なコメントだと感じました。というのはGoogleはオンラインのツールを提供しています。またオンライン上でお互いリアルな体験が出来るような技術の開発も進められています。にもかかわらず直接会うことの重要さに気がついたのです。ということはkオンラインでは補えないものがあることを認めたようなものです。
察知できない
オンライン上で1対1で面談をするときは、まだ相手の表情を察知することがある程度可能ですが、多人数になると画面が小さくなるのでお互いの表情が読み取れません。そのため進行が止まったり、発言をしようとすると誰かと被ってしまったりするのです。
直接集まってミーティングする場合は発言が被ることがほとんどありません。これは誰かが発言しようとする身振りを瞬時に察知できるからです。発言や小さな動作が読み取れるのです。
推測しながら聞いている
人の言語能力は、相手の発言することを推測しながら聞いています。また自分が話しているときは、相手がどの程度まで理解しているのかを察知しながら話をしたりします。しかしオンラインではその点が分かりません。相手の反応がわからないところで話をしなければならないのです。それではお互いの理解が深まらない。
単純なマニアルのチェックをするだけなら問題ありませんが、深い理解を得ながら話を進めるような内容だと無理なのです。新しいアイディアを創出したり次の戦略を考える場合の、答えの出ないミーティングはオンラインでは不向きです。
まとめ
今年2022年の入社式はリアルに集まって行っている企業もありました。
勤務形態は、会社のオフィスと在宅勤務のハイブリット型の選択が今後の主流になりそうです。使い分けをすることになります。オンラインで完結できる内容のものはオンラインだけで済ましてしまえばいいのです。ただ直接会って打ち合わせをしなければならない内容だけは直接オフィスで集まるのが有益だと判断するようになります。
どちらかに固執せず選択するのがベストだと考えています。
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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,832投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆