【真面目さ】と【慎重さ】
を履き違えているリーダーの方にお会いしたことが
あります。
真面目と慎重というのは、
普段の仕事の時には、差がわからないかも
しれません。
しかし、大胆に進める時に違いがわかるのです。
たとえば、
「真面目に大胆に実行すること」
はできますが
「慎重に大胆に行うこと」
はできません。
相反する内容になっているのです。
リーダーの種類では、
「真面目な」リーダーは、大胆なことができるが
「慎重な」リーダーは、大胆にやろうとするとフリーズするのです。
慎重さは、行動を制限するということ。
そのため、やろうとは思っていますが
慎重なため、完璧さを求め、何も進まない。
先送りになることばかり。
また、この手のリーダーは失敗もないですし
部下の評判もわるくない。
(何も指示を出していないので当たり前ですが)
ただ、新しい手が打てないので、その部署は
徐々に元気がなくなり、しぼんで行きます。
リーダーが方向性を示せず、引っ張らないので
スタッフの求心力も弱まってしまうのです。
やはり、リーダーは影響力があるので
慎重さは徐々に減らしていくしかありません。