最適なチーム人数を無意識の手抜きから考える
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チームを組んだ時に最高のパフォーマンスを
発揮するのは何人なのか?
今回は、「社会的手抜き」と言われる視点から
考えてみます。
100年程前に行われた実験があります。
リンゲルマン効果と呼ばれています。
綱引きを行うときに、人数を変化させたら
一人当たりのパフォーマンスがどのように
変化するのか?
という実験。
1人を100%とすると、2人、3人と
増えていくごとに1人あたりのパフォーマンスが
減少するのです。
8人で約半分まで下がります。
これは、無意識で起こる依存。
本人にはそこまで手抜きをしている意識は
ありません。
しかし、人が増えていくとだんだん能力発揮が
減少するのです。
新規事業や起業したときに、1人から
はじめた人は、このことを実感しているはず。
人数を増やしても、売り上げが思うように
増えないことが起こるからです。
7人を越えたあたりから急に経営が苦しくなった、
という話しはよく聞きます。
その原因のひとつがこの
【無意識の依存】
なのですね。
そうならないためにも、個人ごとの 責任を
明確にしておくことが重要になってきます。
分岐点にいるリーダーの方は再考をしましょう。