老舗企業は「強い」と言われてきました。
本当でしょうか。
帝国データバンクのデータによると
30年以上の老舗企業の倒産は、全体に対して
1984年:0.5%
1994年:10.5%
1998年:18%
という事実があります。
現在は倒れる5社に1社が老舗企業なのです。
これは、
老舗企業の優位性
が薄れてきたことをあらわしています。
逆の面から言えば、老舗企業の変わらなさ、
ぶれないことが、かえって逆効果になっている、
とも言えます。
顧客に合わせて、
変化させるところは変える(ビジネス面)
理念は変えない
と言えるでしょう。
ここを取り違えると、顧客の変化に追いつけない
企業になってしまうということです。
深く考えたいところです。
<データ出典>
「組織は合理的に失敗する」菊澤研宗著 https://amzn.to/3q4CdBT