1年に1度だけでなく

大晦日になれば特別に何か考えることもあるでしょう。年に1度となると希少価値があるようにも感じます。ただ毎年のように時代のスピードは速くなっており、追随するだけでもエネルギーが必要です。目標設定も1年に1度だけ設定するのではなく、細かい目標や到達地点の設定は解像度を上げてつくっておきたいところです。

間隔を短く

やは理、1年に1度の振り返りや新たな目標設定だけでは、今後のスピードについていける気がしません。毎月、自分の行動を振り返り、計画通りに進んだところや、うまくいったところを見つめながら、少し不足していた点については行動を変えなければなりません。

行動を変えるということは、新たな計画を変更するか、追加することになります。振り返りや新たな計画変更はスパンが短い方が成果が上がりやすくなります。

中長期的な成長のための目標設定に関しては、年1回か、もしくは半年のスパンで到達地点を設定することが最適だと思います。その時進捗確認を1ヵ月ごとにしておくと、さらに精度が上がるでしょう。

忘れないことだけ

目標設定の外せないポイントは1つだけです。目標設定を忘れないことです。

理想的なのは自分が決めた目標が自然と頭に浮かんでくるような形です。しかも1日に何度も何度も頭に浮かんでくることがあるとゴールに近づくことができます。逆なこと言えば、頭に浮かんでこないことの目標はマッチしていないのかもしれません。目標の最適化の途中かもしれないのです。

その場合は目標の内容を変更すること。人は振り返ることが得意ですが、将来のことについて考えるのは苦手としています。不確実性が高いことなので、どこからどのように考えていいのかわからないからです。

ましてや計画をしたことが、到達したと経験が少ない場合、目標を立てることが苦痛になっていきます。目標立てた瞬間に、自分にはできない、と表現してしまう人もいるのではないでしょうか。それだと目標の意味が全くないので、根本から考え直しましょう。

まずは、「できるかもしれない」という範囲から取り組んでいきながら、自分でもできる、必ずできる、といったプロセスでゴールへ到達させていきましょう。新しい習慣を身に付けることは、結局のところ、自分自身を信用する、自分自身に自信をつけることになります。

信用できるのか

目標設定をして到達できないと感じたときは、自分自身を信用していないときなので、自分に自信をつけるために新しいことを習慣化することからスタートさせてもいいでしょう。新しい習慣が増えるたびに自分に対する信用は増加していきます。小さな積み重ねでいいので信用を蓄積していくことです。

あと大きな目標に関しては自分で決めただけで、他人に公言する必要はないと考えています。なぜなら、人に伝えれば伝えるほど、「あなたには無理だ」と言われる可能性もあるからです。特に身近な人から否定されると、行動が止まってしまうこともよくあるので注意です。

まとめ

目標を考えるなら、こんな内容も追加してください。将来を語る仲間を増やすことです。仕事においてもプライベートにおいても何でも良いのですが、将来のことを語り合える仲間がいることは大きなプラスになります。

リーダーの方は自分のチームにおいて、将来を語る時間を増やすことです。将来について、
・これができる
・あれができるのではないか
・こんな可能性があるのではないか
・こういうことなら可能性があると思う
といったことを語れるスタッフが1人でも増えると仕事が充実します。特に世の中の景気が停滞してる時ほど、将来を語る仲間を増やすべきではないでしょうか。景気が上向くときは、将来のことについて話ができる人は多いのですが、世の中が暗くなってるときに、将来の話を明るくできる人はほんとに限られます。

そんな中でいつも明るく将来の話ができる仲間を増やすことは、とても大切なポイントでしょう。

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