認知コスト、という言葉あります。
脳が認知する時に、どのくらいのエネルギーが
脳に流れるのかを計測し比較します。
人間の脳は、大きい割には、流れるエネルギーが
少ないそうです。
これは、どういうことか。
あまり脳を機能させないような、省エネタイプの
脳だと言えます。
そのため、判断を固定させたり、認識を固定させて
いると考えられています。
生命保存の目的もあるのでしょう。
ただ、成長するときには、ジャマになるかもしれません。
固定化されたものでは、成長、変化は起こらないからです。
30代になると、仕事に関しては、頑固さを持ち始めるものです。
過去の成功体験がそうさせるのでしょう。
現状維持のままならいいですが、成長を望む場合には現状維持で
結果が変化することはありえません。
わかっているけど、そう簡単ではないですね。
新しい認知にはエネルギーが必要だとすれば、それは、
ある種の、戸惑いを生むはずです。
体力も必要でしょう。
そのため、30代になり、40代になると、なかなかできない
わけですね。
自分で、できない人は、人から支援してもらうしかありません。
そのためにも、100%完全な素直さを身につけるしかないのです。
30代なら1年〜3年かかります。
40代以降は、見当もつきません。
そんな世界だと認識しています。
なので、30代、40代で成長した人を見ると尊敬したく
なります。
影でどのくらい苦労したか想像できるからです。
1人でも多く、味わってほしいですね。