予想通り
そろそろ代替され始めているのを感じます。それが単なる間違いであるならばいいのですが、ChatGPTが世に普及し始めてから2年間が経過し、3年目に入ったので、代替される仕事が目につくころだとは感じていました。それが年始早々に見えてきたのです。予想通りのスピードで普及しているのを感じます。
ここが代替されているのか
AIによって代替されたと感じているのは、ライターさんの仕事です。モノ書きと呼ばれるライターさんの仕事がなくなったのではないかと思っています。なぜなら、そう感じさせるできごとがありました。正月早々にメールが届いたのです。ライターさんからでした。親しい方ではなかったです。その内容は、年始の挨拶だけではなく、仕事の宣伝でした。考えられることは
・業界の不振
・仕事が代替された
のどちらかでしょう。もしくは、両方が原因かもしれません。代替されるときは一気に仕事の状況が変わります。もともとライターさんに依頼していた企業がAIへと移行するときは、どの企業もほぼ同じ時期になると思います。現在、AIに文体を覚えさせることも可能なので、意図した文章を書かせることもできるようになりました。そうなると、個性を出さない文章を書いている人ほど、代替されてしまうのです。
長年の蓄積が消滅
モノ書きの仕事は技術を習得するまでに時間を要します。簡単ではありません。時間もかかりますし、量も必要です。苦労して手に入れた技術だと思います。それが、簡単に代替されるなんて感情的にも納得がいかないでしょう。何年もかけて磨いたスキルが一瞬のうちに消滅してしまうからです。
消滅するのを予測していた方はまだいいですが、予期せぬこととして受け止めた方は衝撃が大きいはず。立ち直れないかもしれません。ただ、世の中の法則として、
・30年で消滅するサイクル
・10年で消滅するサイクル
があります。技術革新によって新技術も消滅する運命にあるのが普通なのです。現在の強みや優位性も10年後には何の価値もないかもしれないのです。受け入れがたい事実ではありますが、消滅までのサイクルは短くなっています。そのためにも、いずれは価値が低減していくことを予測しながら将来を組み立てていくべきでしょう。
まとめ
20年ほど前に「コピペできるものは価値がなくなる」という予測を目にしてから、そうなる現実を予想していました。文章(テキスト)もコピペできるものなので、いずれ価値はゼロになっていくと思っていました。ビジネスのノウハウも同じです。だからこそ、価値が低減する内容でビジネス展開すべきではないと考えていたのです。価値が低減しない領域をいかに広げていくのか。そこに価値が発生すると考えていましたし、価値が残り続けるところを探し求めていたのです。とはいっても、今後もまた未知の世界。どうなるかはわかりませんが、次の新しい価値を見出していくしかありません。
(下記動画は上記文章をAIで読み上げさせています。人の動きもAIが自動生成しており撮影はしておりません↓)
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