安価なものほど、海外でつくると損をする。
製造業の矛盾ですが、安価なものほど粗利率が低いので
不良率を下げなければならないのです。
品質が高くなければならないわけです。
しかし、海外で製造すれば、品質はどうしても低下します。
そのため、せっかく海外生産しても利益が残らない、
という現象が安価な商品では起こっているのです。
その現実をどこも報道しません。
海外に出た方が良い、という一面的な報道ばかりです。
経営では、一面を見て判断するわけにはいきません。
真逆の側面からも検討が必要なのです。
今後の製造業の取るべき道は、限られます。
そこを目指すべきですね。