AIの新機能が企業の運命を左右する時代
AIの進化は止まることを知らず、企業の運営方法を根本から変えつつあります。ある企業がたった1つの機能を発表しただけでSaaS企業の株価が大きく下がりました。そんなことが発生する時期に来ています。今回はアンソロピックのAIが引き起こしました。
「SaaSの死」論の引き金
アンソロピックのAI技術は、SaaS(Software as a Service)が直面する大きな変革の波を引き起こしています。従来のSaaSモデルは、単一のソフトウェアを多くのユーザーが共有する形でしたが、AIの進化により、よりパーソナライズされたサービスが求められるようになっています。
アンソロピックのAIは、ユーザーのニーズに合わせて簡単にサービスを最適化する能力を持ち、これがSaaSの「死」を迎える原因になると考えられています。SaaS企業の価値が将来なくなるのではないか、と思わせる内容だったのです。
簡単にいえば、SaaS企業が大規模な組織でつくって提供してきたサービスが、数人でできるかも、と思わせてしまったから発生した内容です。実際にはそのようなことがすぐに起こることはありません。しかし、時間の経過とともに実現する可能性は高く、それを見越して株価に影響が出たと思われます。
想像できない
AIの新機能が企業運営に与える影響は今後も想像できません。いきなり新製品が出てきたり、新機能が出てくるからです。しかも、それが他の大企業にも影響を及ぼすのが最近の特徴です。大企業のアドバンテージがない状態になっていることがわかります。米国のIT系の大企業が人員削減をしている理由はそこにあるでしょう。規模のリスクを感じているのではないでしょうか。
まとめ
規模で考えるならば、SaaS業界においては、大企業劣勢、小規模優位となりつつあります。業界への新規参入者の方がアドバンテージが大きいのです。これは脅威でしょう。業界が急展開で変化してしまうからです。今回はSaaS業界について取り上げましたが、他の業界においても同じようなことが発生するかも、と考えておいた方がよさそうです。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
