人型ロボットも増える
フィジカルロボット(AIロボティクス)への国の支援も急に増えることになりました。2026年はフィジカルAIの元年になりそうです。フィジカルAIとは、
・現実世界をカメラなどを通して理解し、計画できる、行動できるAI
のことになります。
最近は
・人型ロボット
が注目されています。あたかも人間のように歩き、動作します。開発しているメーカーは中国が圧倒的に多い。動き方もこの1年間でかなり進化しており、注目となっています。進化スピードが加速しているのを感じます。
事例フィジカルAI
フィジカルAIの事例があります。オランダのスタートアップ。Vitestro社が開発した採血ロボット「Aletta」です。
・AIが超音波で静脈を見つけロボットアームが正確に針を刺す採血ロボット
になります。今まで採血は人によって差が出る分野でした。これをロボット化したのです。1人が最大3台を同時に管理できる設計らしいです。生産性が上がることはもちろんですが、人による差が出ない場合、採決を受ける人のストレスも減るでしょう。
このフィジカルAIの特徴を抽出すると、
◆「特定のスキルに依存する反復業務」
を自動化するという考えは、製造、物流、サービス業など、あらゆる現場に共通する課題。2030年までに約20兆円規模に成長すると予測されています。期待値も高いので市場規模の予測も大きいのでしょう。
「フィジカルAI」が変える
フィジカルAIに関しては、日本政府も本気です。予算をかなり取っています。ルーティン作業の業務自動化は業種を問わず進んでいくのでしょう。特に介護業界においては、ロボット導入が進まない場合、人手不足による弊害が表に出てくることになると思います。
内閣府の「AI戦略」を見るとわかりますが、フィジカルAIが広がれば、
・半導体
も使うので、相乗効果が大きいと見込んでいます。実際にフィジカルAI市場ができれば、国産半導体の市場も同時にできることになるので、期待値が大きくなる理由もわかります。半導体メーカーラピダスへの投資も膨らんでいるので、ここはどうしても実現したい領域だと推測しています。
まとめ
フィジカルAIの波が来るのかはまだわかりません。採血ロボットAlettaが示したように、「1つのニッチな作業」にテクノロジーを集中させる事例は参考になります。「特定のスキルに依存する反復業務」は、フィジカルAIで代替されていく世界を描きながら確認したいと思います。
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