部分的に「新卒一括採用」を縮小が発生

日本の採用市場に小さな変化が起きています。大手企業の採用縮小です。
・ENEOS→2027年入社新卒採用:事務系・IT企画などの募集見送り
・クボタ→大卒・院卒の採用を前年の約240人から60人へと約75%削減(全体では約450人→280人へ)
・大和ハウス工業→採用人数約660人から約150人へ8割近い削減
を打ち出しました。いずれも業績不振ではない企業群です。他の企業でも「大幅に減らす」とトップが明言している企業も出ています。全体の動きではありませんが、細部を見ると、方向転換した企業があるのがわかります。中には新卒一括採用をやらないと言い出した企業もあるので注目される分野になってきました。

採用人数の変更理由は、よくありがちな
・「筋肉質な経営体質への転換」
を理由としています。今後の売上見通しから考えた採用計画なのか、AIなどの代替による削減なのかは分かりません。

「逆に採用チャンス」が来ている

大企業が新卒の門を狭めるということは、
「他の企業は応募が増える」
ものです。急展開して変化が訪れることがよくあります。実際、売り手市場の中で採用難が数年続きました。それが一気に変わっていく可能性が出てきたと感じています。

人財像を再定義する

採用は
・優秀な人を採用する
ことではありますが、
・会社に合う人
を選ぶことも大切なポイント。単に
・能力
・スキル
だけで選ぶと困ることも発生してしまいます。大切にしてきたものが消失することもあるでしょう。そのため、自分たちの会社に合う人を定義しておくことも欠かせないと考えています。

まとめ

採用戦略そのものを見直す転機なのかもしれません。
「なんとなく毎年数名採用」
「欠員が出たら採用活動」
ではなく、戦略から逆算した採用活動へシフトさせることです。この転換が、これからの10年の競争力を左右することになると思います。

——————————-
スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆