【fjconsultants365日Blog:4,287投稿目】
~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

討論会が

米国の大統領選挙は日本にとっても
影響が大きいので関心が高い。11月
にむけて大詰めになってきました。

昨日、米国大統領選挙討論会が行わ
れました。
ライブで見ることができたのでスマ
ホでチェックしていましたが入り乱
れた討論会で同時通訳者がかぶって
しまい何を討論しているのか見てい
てわからない。
聞き取れない状態が続いたのです。

さすがに途中で見るのを止めました。
こんな状態になるとは予想もしてい
なかったのではないでしょうか。
その後のニュースや評論を確認して
いますが、

  • 非難の応酬
  • ひどい討論会
  • 混迷
  • 激しい応酬
  • 史上最悪の討論会(ディベート)
  • ののしりあい90分
  • 混沌としたやりとり
  • 討論会が口論会に
  • 開始20分で混乱状態に
  • 非難合戦 中断相次ぐ

と厳しい論調です。
次回の討論会はルールが変更される、
とありまともな形になると思われます。

それにしてもこれほどまでの討論会
になるほど混沌とした状態だと読み
取れます。

通訳の方も大変でしたでしょうし、
新聞記事をつくる記者の方も手間が
かかったのではないでしょうか。

https://youtu.be/ofjKBuNhfPo

そもそもディベートとは

米国はディベートの国というイメー
ジが強いですが今回の討論会を見る
とそうではありません。

もともとディベートは

ある公的な主題について異なる立場に分かれ議論すること

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88

であり、ディスカッションとは異な
るものです。相手を罵倒する場でも
ありません。

ディベートとは、相手の言っている
内容を整理し、論理を組み立てて論
破することです。

通常は討論会を見て、応酬技術の高
さに感心するものです。
自分が考えていない切り口で論破す
るのを見て討論会の楽しさを感じる
ものなのです。

ディベート技術は

ディベート技術は今後クローズアッ
プされます。
なぜなら人工知能AIが苦手とする分
野だからです。
論理を組み立てるときに人間の感情
も視野に入れて組み立てる必要があ
るからです。

人工知能は数値化された現象に対し
て正確な判断はできますが感情に対
しては対処できません。
忖度もできないのです。

ということは、今後ビジネススキル
の中でディベート技術は不可欠にな
るのではないでしょうか。

とくに、人を束ねる、人を統率する
ときに複数人の意見をまとめる作業
が必要となるからです。
リーダーの必要スキルとなると考え
ています。

ディベートの中でも、論破する力よ
り、意見をまとめてあげる作業が価
値になります。
なのでディベートを学ぶなら論破方
法を学ぶより相手の意見を整理し、
まとめる能力を高めた方が自分の利
益につながります。

まとめ

言いたいことを言い合うのはただの
喧嘩です。
何も生まれません。
ミーティングでも、言いたいことを
主張するだけの人がいます。
それでは何も結果は生まれないので
す。

まわりの意見が複雑になっていると
きに整理できる能力が問われていま
す。

意見を整理する能力が高い人がいる
とミーティングはスムーズにゴール
へと到達します。

そうでない場合は、空中分解。
議論ではなくお互いの主張を述べる
だけの場で終わってしまうのです。

創造的な議論をするには、技術を
身につけるのは不可欠だと感じます。