今回は、出版業界のお話しです。
出版社は通常、本屋さんに商品を納めるのに、取り次ぎを通します。
トーハン、ニッパンなどの大手が存在しています。
出版社→取次→書店→お客様、の流れです。
流通を取り次ぎが握っているのです。
この流通に風穴を通す出版社が出て
きています。
たとえば、
ディスカヴァー・トゥエンティワン(Discover21)
永岡書店。
ディスカヴァーは、約4000の書店に
直接、本を配送しています。
この書店開拓は、電話で1件1件
開拓していたそうです。実際にその
仕事をしていた人から聞きました。
書店は全国で約2万店舗。
その内の2割を開拓しているのです。
少ないように見えますが、書店の中で
大型店舗は実際には500店舗程度しか
ありません。
売り場面積から考えればシェアを確保
していると言えます。
今までの業界の縛りにとらわれない
会社の存在が最近はどの業界でも
出てきています。
一つの手法として押さえたいところです。