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「経営戦略」の記事一覧

虫眼鏡

無形資産に気がつくと会社は飛躍する

「もったいない、ああ もったいない」と無形資産に気がついた人だけが口にする言葉です。世の中の企業で無形資産に気がついている会社がどの程度あるのでしょうか。無形資産に気がついていない企業が同業他社の中で大多数を占めているならば今がチャンスです。なぜなら無形資産に気がつくだけで経営が飛躍するからです。その理由をこれから解説しますがどちらにしても速く気がつくことでメリットを享受できます。他社が気がついたらメリットは薄れていくだけです。
駅ホーム

AARRRとは

フレームワーク(framework)とは 直訳では ・枠組み ・構造 ・骨組み という意味になります。 建築物では構造体、骨組みのことを 指します。   ビジネスでは、分析をしたり、判断決断 する、構築するために用いるツールを指しています。   ビジネスのフレームワークには数多くの 種類があり、また新しく作り出される フレームワークもあのるで常に振り返り、 追加をしておく方が無難です。
コイン

ルール知らずして戦略なし

経営は貨幣空間において試合を しているようなものです。 1年ごとのリーグ戦をしている と感じます。   貨幣空間とは 【貨幣を媒介とした空間】 です。 限定された空間であり、 貨幣が介在しないモノのやりとりは ここには入りません。 貨幣という道具を用いてやりとり される空間だと想像してください。 ここで伝えたいのは
街

今年は大手企業の戦略はこれになっていく

 自己資本比率は直近の1年間を振り返っても 企業規模に関わらず増加傾向にあります。   リーマンショックの時に金融機関を 頼ることができないことを再確認した企業側は 内部留保を積み上げることで保険をかけて きたのです。   ということは余力が大きいということです。 余力の大きい大企業は今後どのような 戦略を選択するのでしょうか。   今年2019年、来年2020年にかけて モノが売れなくなる可能性が高く なっています。   売れなくなった時、大企業が選択する のは 
スマートフォン

依存度が高いとしんどいね

昨日のBlogでとりあげた ・日本電産ショック(仮称) のことを考えていましたが、日本電産の 会長である永守氏は海外から信用が 厚い人なので海外投資家が敏感に反応 すると感じています。   日本の状況、米中貿易戦争の影響が 出ていることを認識し、早々に 手を打ってくるのではないでしょうか。
ビジネスシーン

仕事が戻ってくるレベルへ

会議で 「見積り(金額)で負けました」 「注文を取られました」 「切り替えられてしまいました」 と残念な報告が出ることがあります。   ただ業界によっては品質を大きく落として 受注する企業があるのも事実です。   そんな時は、無理して金額競争をせず 様子を見る、という選択をすることがあります。   要するに、顧客側が

時には戦略的放棄

戦略的放棄とは経営の場面では 『1番手を実現(達成)するために 2番手以降のことをあえて放棄し 結果(利益)を得ること』 という定義になります。   時間戦略、人的投資戦略、投資戦略 の側面から考えることができます。   たとえば ・1番手事項に9割の時間を投資 ・1番手事項に3割の人員を配置 ・1番手事項にすべての研究費を投資 といった形で時間、人材、お金を 戦略的に配分する形になります。   この偏りが戦略的放棄なのです。  経営の原則は
定規

レモン市場を狙う戦略

「レモン市場」という言葉があります。 もともと昔の中古自動車市場のような状態の ことを指しています。   具体的には、買い手には商品の良さを 判別する情報がほとんどなく、売って いる商品も粗悪品が多い状態です。  
回転

ゴーン氏のおかげで顧客が3倍にもなった

資本関係解消されコスト20%低減を要求され 1999年日産にカルロス・ゴーン氏が来ました。 日産の再生施策に取り組みんだ中で目立ったのは 「系列解体」です。 日本の自動車メーカーは部品供給してもらう メーカーを「ケイレツ」という名で束ねて いました。 安定した品質の部品を仕入れるための 手法だったわけです。 これをゴーン氏は一気に解体。 資本関係のある会社も資本関係を解消。しかも

数年ぶりにお会いするとわかること

数年ぶりにお会いすると気がつくこと 年末年始は久しぶりにお会いする人が 増える時期です。 数年ぶりにお会いする方を見ると傾向が あることに気が付きます。 3つのタイプに分かれる 経営者に限っていえば大きく分けると 1)着実型 2)発想型 3)現状維持型 の3つに分かれてしまうのだと実感します。
タクシー

他社にやられるぐらいなら何でも取り入れる

タクシー会社が自動運転のタクシー導入 この決断、どう思われますか。 タクシー会社が自動運転のサービスを 導入しました。 まだ運行実験段階ですが初の取り組みに なるのです。 この時期に、この決断をされた経営者の 考えを紐解いてみると経営の判断が 見えてきます。 いわゆる競合との