ムダが見直されている
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「ムダなことをするな」という効率主義から
「ムダなことからヒントがある」という流れに
変わりつつあります。
この流れの要因はなぜでしょうか。
私の解釈は、
「ムダと言われる部分に基礎が形成される」
と考えています。
効率は、基礎、基本があってこそ、向上します。
基礎、基本がないのに、効率を求めるのは
おかしなことです。
たとえば、顧客との接客商談も
人間関係という基礎
があってこそ信用が生まれ、信頼されるのです。
人間関係の基礎が形成されるには、人によって
かかる時間がちがいます。
その時間を短縮させることは不可能です。
効率主義では、すべての時間を短くすることを
考えてしまいがち。
そうではなく、可能なところと、そうでない部分を
見極めるべきなのです。
まわりから見てムダであっても、大事な部分が
形成されていることがあります。
見落としたくないところです。