会社に恐い人がいなくなった。

創業社長を除く、社員の中に
恐い人をなかなか見かけない。

やはり、団塊の世代が最後の
恐い人だったのでしょうか。

恐い人と書くと語弊があるかも
しれません。
【仕事に厳しい人】という定義に
なります。

とても厳しい人。

叱ってくれる、
ピリッと空気を締めてくれる、
そんな人がほんと見かけなく
なりました。

なぜなのでしょうか。

予想すると、そもそも恐い人の
役目である年代の方々が現在、

1)急速なスピード変化に追いついていない
2)長い不景気
3)デジタル化による自信喪失

の要因で強くモノが言えなくなって
いると思います。

成功体験も崩れ、何を指示すれば
いいのかわからなくなっていると
思います。

言えば言うほど、自分の立場が
わるくなる感じがして力強く
振舞えないのでしょう。

脱却するには、

1)等身大の自分を理解する
2)現場を徹底的に見直す
3)あがく、もがく、そして結果を出す

の3点。
そこから、やはり社内では厳しい人、
恐い存在になってほしいと思っています。
組織を固める上では、厳しく怖い人が不可欠。
だからこそ、そんな人が増えてほしいです。