無責任な雰囲気を回避するには
- 更新日:
- 公開日:
会社の雰囲気が【無責任】体質であったり、
ある部署が【他責】の雰囲気であることは
現場で見受けられます。
個人でいえば【言い訳】習慣の人。
この【無責任な雰囲気】を回避するには、
現実のとらえかたを変えていくしかありません。
人は、【自分のこと】と【他人ごと】に
分けて認識しています。
会社の業績を
【自分のこと】10:【他人ごと】0
で考えることができる人が経営者。
役職のない方であっても、この意識を
持っていれば立派な経営社感覚を持ち合わせて
いることになりますね。
【無責任】体質の部署や、個人の方々は
【自分のこと】1:【他人ごと】9
で現実をとらえています。
このときに、
「課題点を解決しろ!」
と叫んだところで、いい解決案は出てきません。
「当事者意識がない」
という状態ですね。
せめて
【自分のこと】6:【他人ごと】4
の状態まで意識を変えてからでないと
何を取組ませても進まないです。
だからこそ、意識を変えるまでは、
リーダーは
怒鳴ったり、
怒ったり、
説教したり、
しても、ほとんど効果がないわけです。
【自分のこと】6:【他人ごと】4
の状態に意識を変える方法は、
【現実の直視】
しかありません。
しかも、
【客観的な数値】
と
【因果関係】
を示すしかないのです。
現実を理解してもらうときは、
冷静に対処しなければなりません。
声を荒げては絶対いけないのです。
穏やかに進めればいいのです。
ただ、根気よく地道さは必須ですが。
たとえば、こんな事実を伝えています
「顧客は、世界中どこからでも購入する
自由があります。
私たちは、顧客に選ばれるしかありません。
選ばれなかったら、どうなりますか」
こうして、無責任な雰囲気を回避し、意識が
【自分のこと】6:【他人ごと】4
を越え
【自分のこと】7:【他人ごと】3
以上になっていけば、
大きな岩が動きはじめる
わけです。
こうやって考えてみると、最初の意識の変革を
丁寧に実行することが大事だとわかりますね。