【根拠のない自信を持つこと】
と自己啓発本には書かれてあります。
順調に進む場合には、それでも大丈夫です。
しかし、これだけ変化が激しく、不安要素が
多い時には、根拠のない自信で押し通すことは
しんどい作業になってしまいます。
「じゃあ、どうすればいいのですか?」
と昨日も、ある経営者から本音が聞こえてきました。
取り組んでいるマーケットの変化が急激に変化して
いるので、現状の変化の事実を知れば知るほど
お手上げな気分になってしまうのです。
そうなると、行動が「フリーズ」。
何かしなくては、と焦る気持ちと裏腹に
何もできなくなってしまうのです。
こんな時に経営者は、発言を慎重に
しなければなりません。
コロコロ発言が変わってしまうようでしたら、
まわりの社員、関係する方々に不安を植えつけるだけです。
下記のようになるでしょうか。
【根拠】あり:【自信】あり→【発言】してもよい
【根拠】なし:【自信】なし→【発言】控える
経営者だから、引っ張っていかなければ
ならない、という気持ちもわかりますが、
まわりから見れば、
「社長が右往左往されても困ります」
というのも本音。
根拠をつくっている途中は、発言を控え、
【グッと、辛抱する】
時なのかもしれません。
長期休暇のこの時期に、経営者自身が
【大きく前進する】
ことができるチャンスです。
ノイズなしに長時間同じことを考え続けることが、
根拠、自信となり、それが進化をもたらすのです。