人は出力制限をかけている
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最近、経営者の方と挨拶することが
増えましたが、【やはり】と感じている
ことがあります。
それは、
【リミッターがはずれている】
ということ。
リミッターとは、
〈運動や出力に制限をかけること〉
です。
自動車には、スピードリミッターが付いている場合,
リミッター以上のスピードは出すことができません。
それと同じように、
通常、人にはリミッターが存在しているものです。
経営者の方には、リミッターが見事に
はずれている人が多い。
ある意味、どこかの部分で
【限界を超えてしまっている】
わけです。
エピソードを聞けばわかりますが、
◆苦労
◆多忙
◆借金
◆病気
などの大きな壁を超えたときに
リミッターがはずれてしまったようです。
「もうこれ以上できない」
と感じていたことが、外的圧力や
環境によって、
【やるしかない】
状況に追い込まれ、結果としてクリアして
しまったと思えます。
一度、どこかの部分でリミッターが
はずれた人は、その後、どんな場面でも
リミッターをはずすことができています。
名経営者が
「苦労しろ」
と言っているのも、失敗を推奨しているわけ
でもなく、
【リミッターをはずせ】
と言っているわけです。
成長には、右肩上がりが続くわけでもなく、
踊り場が来ます。
そのとき、【リミッターをはずす】という
視点で考えていきたいところです。