就労人口総数の推移を見てみると
1990年代後半をピークに徐々に
減少サイクルへ入っています。
業界によって増減の傾向は異なりますが
歴史のある業界ほど減少に転じています。
平均賃金のデータを見ても1990年代半ばが
ピークで現在は、ピーク時より約20%
下がっています。
就労人口が減少や平均賃金が下がっている
ことは、経済自体が小さくなっていること、
購買活動が減少傾向にあることと予測されます。
そんな中、忘れてはならないのは、
〈高品質、レベルの高いサービス〉
を【高価格】でも求めている人は
なくならない、ということ。
しかも、所得に関係なく、【高】付加価値を
求めているので、隠れてしまっていることも
あります。
そんな顧客層を見つけ出すこと、
そんな顧客層に気が付かせること、
が今後の課題になってきます。
マーケットのシェアを大きく占めていないのであれば
やはり【高価格】路線をビジネスの中でねらっていくべき。
最初は、メインで取り組むのではなく、研究期間を
かけて、徐々に高価格路線を1品ずつリリースできるように
シミュレーションしてみてください。
ヒントとしては、
スピード軸
安心安全軸
品質軸
快適軸
で考えるとアイデアが出てきます。
このように考えると、自社の突破口が見つかる
はずですので、一度経営計画の中に入れて
みるのもひとつの方法です。