ビジネスは
【サイクル】
をより短期間にまわせるか、
にかかっています。
たとえば、販促。
企画→準備制作→実行→結果
のサイクルを3ヶ月かかる会社もあれば
半年かかる会社もあるわけです。
メーカーであれば、
商品開発→試作→販売
のサイクルも同様。
半年から1年かかって発売までかかる会社もあれば
その半分で販売までたどり着く会社も。
他社と同等レベルの商品サービスを提供するので
あれば、この【サイクル】は【短い】方が
売上げが高くなります。
では、何を短くするのか?
それは、作業ではなく、【決断までの期間】なのです。
組織は、【決定する人数】が多くなればなるほど
【決断までの時間】が長くなります。
これが、今の世の中では弊害になっています。
大企業ほど、乗り遅れることが多発しているのです。
パソコン業界が台湾メーカーに、
携帯業界が韓国メーカーに遅れをとっているのも
原因は【決断までの期間】なのです。
決断の原則の中には、成功する確率が
【5割】
を越えるならば、「GO」サインを出す、
というのがあります。
5割を越えてからは、勝率の差はさほど変化しない、
という解釈です。
この原則で、スピードを上げ、
【サイクル】をまわす
ことが企業にとって、カギとなるのです。