集団を引っ張っていく時には
情熱
が必要だとか、
迫力
が必要だとか、言われます。
立派な言葉も必要かもしれません。
ただ、情熱、迫力、言葉、だけでも
集団を引っ張ることができない時が
あるのです。
先日も、ある支店でこんなことがありました。
営業のミーティングをしている時
「ところで、支店長の(個人の)成績は
どうなっているのでしょうか?
発表するべきだと思います」
とベテランの方が質問したそうです。
ここの支店長は、
完全なプレイングマネージャーでもなく
専任のマネージャーでもない、という
中途半端な状態。
支店の計画数字が不足していたので
支店長個人の計画数字も設定していたのです。
それなのに、その部分だけ指摘する人がいるわけです。
これは、どんな状態かと言えば
指摘している人が
自分の成績をごまかすために
支店長の権威を落とそうとしています。
指摘している内容は、
正しいこと
なので、根が深いですね。
ここまで根が深い場合は、
もう一度、支店長がプレーヤーとしての
数字を出すことが求められます。
それは、1ヶ月間でもいいわけです。
事実として数字を見せるける事が必要。
【この人には、かなわない】
という存在感を【数字】という事実で
示していかなければなりません。
根が深い場合は、そこまでやらないと
いけない時もあるのです。