購入する 購入しない という権利を使い分けしはじめた
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リーマンショック以降、世界中の消費は
変化を遂げています。
日本でも2011年は大きな方向転換の年に
なったのです。
消費の変化をとらえて
【スペンドシフト】
という言葉が出てきています。
「消費のパラダイムがシフトした」
ことを指します。
具体的には、
「希望をもたらす消費」
とも呼ばれています。
消費者が、ただ単に消費をするのではなく
【消費】→ 【希望】
につながりを求めています。
同じものを買うなら、復興支援のために
なる商品を選択しよう、
というのは、そのひとつです。
消費が投票権のように扱われているのです。
逆もしかり。
購買しないことで意思表示をする
ことも表現されるようになりました。
たとえば、
城南信用金庫が東京電力との電力契約を
解除しました。
これも、ひとつの意見のあらわれです。
このように、
【なにかつながりのあるところから購入】
するという意識が一気に増加したのです。
そのため、一過性のものが減少し、あらためて
見直した、つながりの中から探し求めているのです。
このような視点で振り返ると見えてくるものが
あるかもしれません。