人の能力には差がないと言われています。

特に仕事において、体力、筋力が必要としない

ものでは、差が出ないと言われています。

それは、もともと備わっている能力にほとんど差が

ないからです。

しかし、仕事をしている時には、

「あの人は仕事ができるな。」

「仕事ができる人は特別だから」

と大きな差を感じてしまうものです。

では、どうして結果的に「能力差」が

できてしまうのでしょう。

実は、備わった能力は開発が必要なのです。

しかも、人の能力開発は数日、数週間で

できるものではありません。

反復を重ねることが重要なのです。

1回あたりの時間は短くても

反復の回数を重ねることで開発が可能。

持久戦なのです。

しぶとく、反復を重ね、徐々に開発される

ことを客観的に見守るしかないのです。

ひとつでも、長期間かけて能力開発が

できた人は、次の能力開発もできます。

しかし、ひとつも到達していない人は、

すぐ、次の能力開発に移ってしまいます。

そのため、ひとつもものにならない。

特に大人になってからは、時間との戦い、

焦りがあるため、長期間かけて習得することが

なかなかできない。

しかも、情報が多すぎる時代ほど、むずかしく

なっているのでしょう。

3年くらいかけて能力を開発できたときの

喜びをこんな時代だからこそ、知ってもらいたい

と思っています。

最終的に手に入ればいいわけですから、

短期間に習得することをゴールとせず

結果的に習得できるところをゴールとしましょう。