日本は人口減少によりマーケットが小さくなって
いますが、ただ単に小さくなるわけではありません。
その中でも、マーケットが増える業界があるのです。
それは、隣接マーケットが移行してくる時です。
たとえば、自動車。
自動車は所有するという前提で台数が増加してきました。
それが、減少し始めています。
買い替えサイクルが伸び、所有する自動車サイズも
小型化しています。
また、所有という前提も都心部では、カーシェアという
レンタル概念に移行しつつあります。
そのため、自動車販売のマーケットがレンタルの方へ
移行してしまうのです。
任天堂の市場がスマートフォン、タブレットに移行したり、
居酒屋の市場が家飲みに移行し、スーパー、コンビニなどの
小売りが伸びたり。
この動きがはやく、チェックを怠ることができません。
今後は、このような移行の動きを予測することが
企業の生命線にもなりそうです。