日本の家電メーカーが迷走してしまっています。
韓国製に国内でも負け始めました。
国内家電量販店でもテレビなどは海外メーカーが
売り場を広げることでしょう。
この要因は数多く語られるところですが
シンプルに考えてみます。
【ターゲット】と【顧客要望】の2つに注目。
世界では、中間層がアジアエリアに急激に広がりました。
今後は、アフリカなども視野に入ります。
このターゲットを見誤ったことが一つの要因。
そして、顧客の要望に応えることが負けてしまった。
国ごとによって細かい要望が違います。
その要望に応えず、付加価値という名の高機能で
売り込もうとしました。
しかし、ずれていたのです。
対応力が弱く、スピード対応ができなかったのです。
この基本が実践されない組織になってしまったことが
遅れをとったことになります。
歴史を振り返ってみると、日本が飛躍したのは、
現在海外メーカーが実践していることをやっていたから。
基本に忠実だったのです。
その基本を忘れてしまった。
皮肉としか言いようがありません。
顧客は自分が欲しいと感じた商品を買うだけです。
冷酷に判断します。
その選択に残れるかが企業の実力。
基本を見直し、スピードを上げることが優先です。