【後発者利益】
とう言葉があります。
新規参入する場合、先行している会社が
ある場合、後発者は不利とされています。
しかし、その一面だけで判断できないのも事実。
特にマーケットができていない業界においては
後発者利益も大きいのです。
たとえば、コーヒー店舗マーケット。
ドトールなどの後に、高価格帯のスタバ、タリーズが
市場に出てきました。
ただ、出てきた時は、日本に定着するかは
誰もわかりません。
ある意味、チャレンジャーであります。
そのスタバ、タリーズの成功を見届けてから
参入してきた会社もあるのです。
サンマルクカフェがその代表格です。
手堅いですね。
後発のメリットとは、
・先行者が支払ったトライ&エラーのコストを節約可能
・同じ失敗を繰り返すことがない
・マーケットができているので後は
シェア争いかポジションを構築するのみ
といったところです。
こうしてマーケットを俯瞰して見れば、
【先行者のリスク】と【後発者の利益】
を比較して参入時期を考えてもよさそうですね。