クライアントの役員の方から貴重な資料を

見せていただきました。

昭和30年代の社内報です。

1961年

 

そこには、ちょうどベースアップについて

書かれてあります。

新卒の初任給が1万8千円とありますね。

高度経済成長期の前半時期と思われます。

この後、10年間かけて年率10%以上の

成長を継続したわけですね。

この社内報には

「・・・これからは、各企業でもいよいよ

本番の競争激化時代に入ると云われておりますが

激しい企業間の生存競争に打ち勝つ為には

如何にしたら売上が増加するか、そして・・・

全社員が一体となって生産性を向上する

積極的な努力をし、全員経営考え方を持って

進んでもらいたいと思います」

と書かれてあります。

高度経済成長期においても競争は激しく

今とは変わらない部分があることに

気付かされますね。