企業は他社を買収すると『社名変更』することが
日本では多い。
経営統合とブランド統合を同時に行う形式。
海外では、経営は統合するが、ブランドは別々のまま、
という事例もある。
わかりやすいところでいえば、
『LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン』社。
ルイ・ヴィトンとヘネシー販売をしていたモエ・ヘネシーが
合併した会社。
経営は統合されたが、参加のブランド(約60)は統合されていない。
まわりの人に確認したことがあるが、ブランドは
知っていても、同じ会社だとは知らないケースが多い。
例えば時計だと
タグ・ホイヤー、ゼニス、ウブロ・・・。
ファッションだと
ルイ・ヴィトン、ディオール、ケンゾー、フェンディ、ジバンシー・・・。
こうした経営の意図の違いを理解して、自分たちの
経営展開に活かすことが大切ですね。
ブランドを別々にするメリットも今後は大きいです。