さまざまな会社を見ていると客観的に
感じることがあります。
チャレンジの大きさは、会社の状況には
まったく関係ない、と感じることもありますね。
たとえば、
資金的に余裕がない会社の人は
「資金があればチャレンジできるのに・・・」
とおっしゃいますが、実際に資金的に余裕ができても
大きなチャレンジはなかなかしない。
もともと資産がある会社も同様。
なぜか大きなチャレンジに向かうことが少ない。
どちらかといえば失敗しないことの方が評価されたり
しているのです。
では、大きなチャレンジする会社はどういう会社か。
どちらかといえば、現状から脱却したい会社が多いので
資金的に余裕がなくても大きなチャレンジをする。
現状脱却の欲求の方が、大きなリスクより勝っていることが原因。
そのため、まわりから見れば、ある意味危険なように感じるでしょう。
しかし、本人の中では整合性が取れているわけですね。
こうした背景をつかみながら組織運営を進めなければ
大きなチャレンジをさせることは不可能。
現状脱却したいと考えている人を1人でも増やすことですね。