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仕事・研修教育

働き方改革によって

働き方改革とは

・時間外労働の上限規制(残業規制)

・同一労働同一賃金の義務化

などを盛り込んだ働き方改革関連法案の

ことです。

 

今年は働き方改革に関連する講演を行って

おり、内容については十分に吟味しました。

 

ただ経営者の方の中にはまだ理解が浅い

人も多いのではないかと感じています。

 

というのも、

働き方改革に対して経営者の意識が2つに

分かれているからです。

 

ひとつには、

・働き方改革によって仕事に支障が出る

と思っている群。

 

もうひとつが

・働き方改革によって抜本的に改善してしまおう

という意識の経営者群。

 

ある調査では半分の経営者が働き方改革によって

「支障が出る」

と考えているようです。

https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/14941.html

 

特に

・労働時間の上限規制(残業規制)

・年次有給休暇の義務化

のインパクトが強いみたいです。

 

今年(2018年)7月に日本商工会議所の

会頭が厚生労働大臣に対して働き方改革の

懸念を表明したことも記憶に新しい出来事です。

 

休みを増やして、労働時間短くしてどうすればいいの?

という悲鳴が上がっていることです。

 

先日もそんな話がリーダー会議で出されました。

「来年ぐらいから休みが増えるけど仕事まわるかな?」

という問いかけから始まった内容です。

 

あるリーダーが

「できると思います」

「時間は長ければいいというものではありません。

単に時間が長いとダラダラやるだけです」

という意見が出され、その会社では時間短縮を

前向きに考えることになったのです。

 

そう、こうした「無理難題な状況」を突きつけ

られたときに会社は試されているのです。

 

成長・発展の路を選ぶのか、衰退へと導かれて

いくのか。

 

よって働き方改革に対しても

・支障が出る

と思ってフリーズする人と、支障が出るから

なんとかするか、という経営者に大きく分かれて

しまうでしょう。

 

経営者・リーダーの仕事は、社内で他の誰もが解決できない

ことを解決できる力を有していることです。

 

過去の実績でリーダーになる人もいますが、

結局のところ解決力が高くなければその役目に

とどまることもありません。

 

それぐらい今後数年は経営者リーダーが試される

時期に来ているのです。

 

2年ほど前から2018年が起点になる年だと感じて

いました。

 

その予測は間違っていなかったと思います。

あとは、時代の変化を敏感に読み取り舵をきる

ことだけだと感じます。

 

 

【出典】

https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/14941.html