【fjコンサルタンツ365日Blog:3596投稿目】
40歳定年制の意味
生涯現役と政府が進めようとしている中、
「40歳定年制」が提唱されています。
40歳定年制とは、東京大学大学院の柳川範之教授が
提唱しているもので
・40歳からスキルアップ
を狙いとした内容です。
定年延長が今後も予測され、定年が75歳になるかも
しれない将来、1つのスキルで仕事をしていくのには
限界がある。
それならば40歳定年という風潮がつくれれば、前向きに
次のスキルを習得する機会を得やすいのではないか、と
いうことです。
40歳前後で「大人の学び直し」(リカレント)を自然な形で
行えればということ。
確かに、現在でも40代以降でスキルの乗り遅れの人は
一定数存在しています。
仕事をするうえでスキルが不足していることがあるのです。
これを現状では、そのままのスキルでできる仕事を
振り分けているにすぎません。
歳を重ねるごとに仕事の幅が狭くなり、できることが
限られてきてしまいます。
最後には、何もすることがないという状況に陥る
ことも出てしまうのです。
対策として、企業側でスキル不足の人に対して
研修をすればいいのですが最近は労働時間数(日数)
が毎年減少していますのでそこまで会社側が準備する
ことも容易ではありません。
どちらかといえば20代、30代への投資を行いたいと
いうのがホンネです。
40代前後で学び直しできるのか
現実的に40歳前後で学び直しができるのでしょうか。
40歳で会社を辞めて大学などに入り直すリカレント教育は
現実的には選択する人の方が少ないと予想しています。
40歳前後で時間と資金を捻出することが困難な
ケースが多いからです。
1年間、2年間という時間を捻出できる人は
ある程度の余力がある人に限られるということです。
・リスクを負わない副業兼業が有効
としています。
副業兼業から新しいスキルを得るきっかけに
なるということです。
それ自体は否定できませんが、
ただ、本業になるようなスキルが
得られるのかといえば確率が低いと思います。
40歳から取り組んでも遅い現実
現実的に40歳から学び直しをするのは
タイミング的には芳しくないと思います。
また40歳前後に集中して時間を取ることは体力、気力が
持たないこともあります。
それなら、30代からコツコツと勉強していく
ことのほうが現実実があります。
週末でもいいので時間を取り、スキルアップを
していくことです。
スキルを身につけるというと資格取得を考える
人もいますがそれだけではありません。
たとえば有効だと感じているのは
・心理学
です。
ビジネスは人が判断して成立しています。
人がモノを購入する、サービスを受けるといった
判断は人間がしています。
そこには複雑な心理が絡んでいます。
その心理を知っておくことはビジネスでは
有効です。
心理を知った上で具体的なスキルを習得すると
さらに上のレベルに到達します。
最近はビッグデータの解析をする
データサイエンティストが流行りですが、
心理を知っている人の方が導き出す結果は
精度が上がるはずです。
こうした仕事の力は徐々に時間をかけて
蓄積、向上させていくものだと感じます。
40歳からでも遅くはありませんが人生を
変えるつもりでそこに時間を投入するしかないと
思います。
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