【fjコンサルタンツ365日Blog:3666投稿目】〜3ヶ月で1冊分の知識転移〜

電車も自動化へ

山手線で深夜、自動運転の試験が

行われたという記事が出ました。

 

JR東日本が実施した試験運転です。

JR東日本には運転士、車掌の人数が

1.1万人

おり、全社員5.5万人のうち55歳

以上が1/4の割合になっています。

 

定年により一気に人が抜けると

運転士、車掌の人手不足も予想され

ているのです。

 

そのためこうした自動運転を取り

入れる動きを公開し始めました。

 

自動運転が一気に実現されると

運転士、車掌の仕事がなくなるので

会社としては慎重に進めている

のでしょう。

 

ただ、自動車の自動運転より実現

するまでの期間は速いのではない

でしょうか。(技術的に)

 

あとはサービス業と農業が自動化へ加速

次に自動化への加速度を増すのが

サービス業

農業

です。

 

サービス業は人件費の高騰(人手不足による)

のため自動化が進められています。

 

安価な装置も今年(2019年)、来年(2020年)

と続々出てきますから、あっという間に

自動化されていくのではないでしょうか。

 

サービス業とは、飲食や小売店だけでなく

金融業のサービス部門も含まれます。

 

銀行に出向く必要性はほとんどない

ので、これも自動化へ加速度を増す

のは間違いありません。

 

農業は今まで自動化から遠い場所に

あった業界なので加速度を増して

進化すると予想しています。

特にIoT技術を使った効果は絶大で

どうしてもっと普及しないのか

理解に苦しみます。

 

歴史を振り返れば自動化ばかり

製造業を例に見ていきましょう。

製造業の歴史を振り返れば、

蒸気機関の発明により工場で

働く人が減りました。

 

次にオートメーションが発明され

さらに人員が削減されました。

 

現在もその流れはゆっくりですが

続いています。

 

食品工場では、ほぼ無人化された

工場も実際に存在しています。

 

それが製造業だけでなく、どの

業界にも当てはまるようになって

きました。

 

例外はありません。

どの業界も自動化の波が押し寄せて

くることを想定しておくことです。

 

経営者であれば自動化への投資を

避けることができないことを想定

しておくことです。

現場の反発によって先延ばし

自動化の波が自分たちの業界にも

押し寄せて来ている時、社員スタッフに

自動化の流れを理解してほしいと

感じると思います。

 

ただ

「将来この業務は自動化されます」

「会社も進化させていきましょう」

と社内に掛け声をかけたとき、現場の

反応はイマイチなことがあります。

 

場合によっては反発されることも

あるのです。

「私たちにどうしろというのですか」

と言われた経営者の方の話しも

聞いたことがあります。

 

これは

自動化=人員削減

という固定概念があるからだと

感じています。

 

自動化は人員削減を目的として

いません。

自動化によって既存部署の人数は

減りますが、手が空いた人は新しい

部署で活躍してもらうからです。

 

戦略的な新規部署に人を投入できる

ようにするための自動化なのです。

自動化をしなければ戦略的部署に

人も投入できないのが現実なのです。

 

その点を忘れずに押さえておきたい

ですね。