【fjconsultants365日Blog:3684投稿目】〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜

リーダーになるには求められるものがある

リーダーになる。

ひと言で表すと簡単ですが真の

リーダーになるには求められるものが

多いことに常々気付かされます。

ましてやリーダーを育てるとなると

どこから手をつけていいのか悩む

ところです。

とりあえずリーダー研修にでも

参加させようか、ということに

なることも多いのではないでしょうか。

リーダーになるために求められることは

複数あると思いますが各社詳細は異なるので

時間がある時に「リーダーに求めるもの」を

書き出してみたいものです。

そうでもしなければ、リーダーになるには

10年かかる、20年かかるといった根拠のない議論が

交わされてしまうことになります。 

リーダーになるのは

・先天的な性質

で決まるのか

・後天的

に身につけることができるのか議論がありますが、

スタッフ5人程度をまとめるリーダーになるのは

後天的なものであり誰でも可能だと考えています。

リーダーになるプロセス

リーダーになるには求められる要素が

多数あります。

その求められる要素を区分けすると

・不可欠な要素

・ある方が望ましい要素

に分けられます。

この区分けは明確にしておいた方が

経営は円滑になります。

というのも、これからリーダーを目指す

人が誤解しないようになるからです。

「次は私がなると思っていました」

とリーダーになることを自分で期待していた

人の言葉を何回か直接聞いたことがあります。

そんな人がリーダーになることはほとんど

ありません。

その言葉の後に必ずといっていいほど、

「どうしてあの人がリーダーになるんだ」

といった言葉が続きます。

よっぽど自己評価が高かったと感じます。

こんな人が生まれる要因の一部は会社側にも

あります。

これは会社が

・リーダーになる基準

・リーダーに求める能力

・リーダーに必須な経験値

を明確にしていないことが要因です。 

明確になれば自己評価が高すぎる人が

誤解することはありません。 

そもそもリーダーになる条件が備わって

いるかどうかが誰でもわかるからです。

経験と知識を分けて考える

経験と知識は分けて考えます。

リーダーになるために経験は必要ですが

経験だけでリーダーができるわけでも

ありません。

リーダーになるためには

・経験

・知識

の双方が求められているのです。

これが今の世の中の特徴で、経験だけで

リーダーをこなすことが難しいということに

なります。

バランスよく会得する

リーダーを養成する時には、経験と

知識をバランスよく会得していくプロセスを

考えることです。

その両方が不可欠な要素だと感じます。

たとえば、新規事業を任せるという経験を

させたり、新規開拓という経験値を積ませる

という経験がプロセスのひとつとして

決めておくことです。

リーダーになるための登竜門を設定する

ということです。

知識は、リーダーとして知っておくべき

・心理学

であったり

・管理会計

だったりを学ぶ仕組みづくりになります。

集まって行う研修だけでは十分ではなく

ひとりでも自主的に学べることを考えて

おくことでしょう。

読書はおすすめですがハードルが高い

ようです。

最近は映像を見せて学ばせることが

増えているように感じます。

求められることは増え続ける

世の中の原則だと感じるのですが

リーダーに求められることは時間の

経過とともに増え続けると思っています。

これだけ経験しておけばよかった、

これだけ実績をあげておけばよかった

といったことは通用しないでしょう。

逆も同様です。

MBAを取得すればよかった、

書籍を読めばわかるようになった

ということも現実には起こりえない

ことだと感じます。

バランスが問われていると感じます。