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〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜fjコンサルタンツ藤原毅芳
価値あるモノを見抜く力
価格は設定されているもの。
しかし、それが真の価値を表しているのだろうか。
というのも無料で提供されている商品・サービスがあるからです。
その中から、自分にとって価値あるモノを見抜く力が
今後は必要になるのでは?
と頭の中に出てきたのです。
ニュースも真実もあれば「フェイク(偽)ニュース」も出てきています。
フェイクニュースが流れてきても実力や知識がなければ見抜くことが
できないのです。
商品・サービスの世界でもフェイク(偽)はあふれています。
フェイクを見抜くことができているのでしょうか。
振り返る意味で価値あるモノを見抜く力を考えてみたいと思います。
価値を判断しているのか
価格を見て価値が高い低いと感じるのは普通のことですが
これは正しいのでしょうか。
比較検討できる商品やサービスは価格が正当かどうか
判断できます。
しかし、そのような判断ができない商品サービスもあるのは
事実です。
判断ができないときは、価格を見て高ければ価値が高い、
価格が安ければ価値が低いと判断している自分がそこに
いるのではないでしょうか。
他人の価値観に自分の価値観を重ねているに過ぎないと
いうことはないでしょうか。
ある経営者の話です。
その方は自分が良いと思った商品は価格に関わらず購入し
身につけています。
5千円の洋服もあれば数百万円の商品も同時に身に着けているのです。
高い価格の商品しか買わない、身に着けない、というわけではなく
自分の価値観を信じて判断しているということです。
自分が良い、価値がある、と独断で判断できる力がなければ
こうした自分なりの判断はできません。
自分が良いモノは良いのだ、と言い切れるように訓練をして
自信を持つようにすることだと感じます。
価値あるモノに支払っているのか
2年以上、寄付という形であるサービスに対価を支払っています。
そのサービスは無料なのですが、私にとっては価値が高いサービス
なので寄付を続けています。
価値あるサービスには対価を支払うということを行うことで
価値を見抜く訓練をしているようなものです。
寄付先は1箇所だけではありません。
複数の価値あるサービスを個人的に評価しているのです。
これはサービス提供者に意思表示をしていることにも
なりますし、支持していること、価値を高く評価していることを
伝える行為。
サービスを無料で提供してくれる人たちに会うこともなく
一方的な行為ですが、こうして価値を認めるにはある理由があるのです。
価値を評価される立場になると理解できる
ある社長が
「契約書の金額より余分に払ってるよ、だって価値があるから」
というひと言を今でも覚えています。
その時は、まだ会社員だったと思います。
社会に出て働くようになってから、労働は金額がお互いで
決めてしまうと固定されると思っていました。
契約書の金額以上に支払うという行為がその時は理解できなかった
のです。
それが自分で仕事をするようになり、100%他人評価の世界へ
出てしまってから上記の言葉の意味が理解できるようになりました。
価値を自分で測定する、という行為の意味がわかるようになったのです。
まとめ
定年したら全員フリーランスだ!
と書いてある書籍がありました。
会社の看板がなくなった時に、その人個人の真の価値が
見えてくるということ。
上場会社で役員をした後に会社を起こしたがほとんど受注が
できなかった方の過去を直接聞いたことがあります。
個人の価値を高く見積もっていた、と言っていました。
仕事はあくまでも世間が評価します。
公平であり平等です。
ただ価値を評価されるまでにタイムラグがある場合があります。
それだけは知っておくべきでしょう。
自分の価値を評価されたいと感じたら、まずは他人の価値を
認めてあげること。
そして、そこに対価を積極的に支払うこと。
これも訓練のひとつだと実感します。
そこから真の価値観形成ができるのではないかと考えています。
あらためて周りを見渡し、価値あるモノを見つけていきましょう。