fjコンサルタンツ 経営情報Blog

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徹底的に正直であれ、だから管理しない

ビジネスシーン

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~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

管理はコスト高

社員を管理する。
それが経営。
当たり前のことです。
しかし、将来はそんな概念がなくなっていくでしょう。

本当か?
そんなことになるのか?
と今は思うかもしれません。

そろそろ大企業も気がついてくるころです。
社員を管理しないと働かない、意欲的に前向きにならない、
モチベーションが上昇しない、と考えられてきました。
そこに間違いはありません。

しかし、コストがかかり過ぎるのです。
これは中小企業でも同じ。
コストがかかっていることには間違いありません。
なぜなら、それが昔から当たり前だったから。
管理のための人を雇い、時間をかけて管理してきた。
それが普通だという意識があったからです。

個人的な予測ですが、7〜8年後には管理コストを問題にするように
なるでしょう。

ビジネスシーン

管理コストとは

管理とは、ここでは給与制度(インセンティブ制度)、評価制度に関わる
仕事のことを指します。
仕事の人事評価を詳細に行い、給与に連動させる仕事です。
なぜこれが管理コストになるのかわかりますか?

評価制度と給与制度を連動させるには「仕事内容が一定」である必要が
あるのです。
途中で仕事内容が変わった、新しい場所ができた、新しいビジネスを
立ち上げた、といったことが発生すれば、再度作り直すことになるのです。
変革期に入りつつある現在から将来はコスト高になる可能性は高い。

また、評価制度が全員に対して公平平等になることはほとんどなく、
どこまで行っても完全になることはありません。

完全になることがないものの精度を上げるためにコストをかけ続けることに
疑問を持つ会社があらわれました。
コスト高に気がついた経営者が出てきたのが現在なのです。

根拠のない予測だが

こうした話題の将来予測には根拠がないのであくまでも個人的な予測に
しか過ぎません。
しかし、テクノロジーの進化とともに評価制度も自動化されるでしょう。
もしくは評価すること自体にあまり意味を持たなくなると考えています。

その時に経営者に問われるのは「徹底的に正直であれ」という姿勢。
この文化は米国のネットフリックス社が社内に提唱しています。
社内に求めるので、経営者自身も徹底的に正直でなければなりません。

「会社経営は限りなく透明に近づく」

fjコンサルタンツ fujiwara takeyoshi

ということに私が気がついてから
10年近く経とうとしています。
しかし、会社経営はまだ不透明。
これからさらに透明性が経営に求められるのは間違いありません。

まとめ

管理コストが削減される時期には会社経営は「シンプル」になり
「身軽」になっていきます。
人が減るという意味ではなく、一人当たりの生産性が上がるということ。
人数が同じであれば売上利益が増えることになるはずです。

自分の能力を活かした仕事に全員が従事するというあるべき姿に
なると考えています。

そうなると経営は
「シンプル構造になるために透明化されていく」
と言い換えることができるでしょう。

この点を見落とさずに経営することが鍵になると感じます。