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次世代経営に到達するために試されるのは経営者の寛容な感覚

【fjconsultants365日Blog:3,890投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

寛容な会社が繁栄し偏狭な会社が下降線を描くのは

寛容と偏狭。
イメージだけで説明すれば「寛容」とは「ゆるい」と感じる人も
いると思います。
「偏狭」とは「頑な」「ガンコ」といったイメージでしょうか。

今回、寛容と偏狭を取り上げて経営を考えてみたい。
というのも、今後5年間、10年間は大きな「価値観転換」が
発生するからです。

価値観転換が起これば、今までの常識が非常識になり、昨日までの
非常識が常識になります。
今までの成功体験が通用しなくなり、新しい感覚が成功をもたらします。
昨日までの違和感が当たり前の感覚になってしまうこともあるでしょう。

そんなことが今後は発生していくので、寛容と偏狭という視点で
振り返ってみたいと思います。

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寛容な会社とは

寛容とは「ゆるい」ということではありません。
新しい価値観に対して寛容であることです。
新しい価値観に寛容である会社は繁栄が約束されています。

なぜなら、新しい価値観が広がることによって新たな市場が
できあがり、拡大されるからです。

そう、新しい価値観は市場(マーケット)的には新市場のひとつとして
とらえられるのです。

寛容な会社の特徴

寛容な会社の特徴は何でしょうか。
寛容であるか、そうでないかは、反応を見れば一発でわかります。

「これ、どう思います?やりませんか?」
と新しい価値観の商品・サービスを提案したときの反応でわかるのです。

寛容がベースにある会社は
「なるほど・・・、そうなんですね。よくわかりませんが、
とりあえず進めてみましょう」
という反応。

寛容ではない会社は
「??、そんなの売れないでしょ」
と拒絶されます。

それほど反応にちがいがあるということです。

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偏狭な会社とは

偏狭な会社とは、新しい価値観に対して偏狭であるのは当然ですが
他にも狭いところで生きています。

たとえば、社内常識を世間常識より優先させていること。
社内の文化のほうが世間より大事だったりします。
そのため、顧客に対する接し方が社内の上司より低かったりします。

顧客より社内を優先することもあるくらい。
それが偏狭な会社の特徴です。

そのため新しい価値観を受け入れるはずもなく、化石化していきます。
こんな企業がまだあったんだ、とまわりは感じますが、その中にいると
それが当たり前になってしまい気がつくことはありません。

まとめ

このように寛容と偏狭で考えてみると次世代経営はどのような
姿勢で進めるのかがわかります。

自らの価値観で「拒絶したくなるもの」を一旦受け入れるという
姿勢が求められるということです。

「そんなの関係ない」
「全く意味がない」
といった姿勢だと次世代経営へは到達しない。
そうなると考えます。

試されるのは経営者の寛容な感覚ということです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/