fjコンサルタンツ 経営情報Blog

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歴史ある業界において企業の強みはどこにあるのか

【fjconsultants365日Blog:4,006投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

うまくいかない、というのは本当か

「長年、大手もいろいろやっています」
「でもうまくいっているのを見たことがありません」
「やり尽くしていると思います」
「何十年もこれだけの会社が考えてやっているのですから」
その業界で30年近く第一線で活躍している人の言葉です。

「10年前はあんなによかったのに、どうしてこのような
感じになってしまったのだろうか」
といった言葉も見受けられました。

といっても、この業界、今でも規模は大きい。
新規参入もあり、異種格闘技の様相になっています。

冒頭の言葉は、こちらから「新規で商品づくり」を提案した
後の返答です。

長い年月、同じ業界にいて、うまくいかないことが
10年間あまり続くと、どうしてもネガティブな感覚に
陥ってしまうようです。

紙幣

減少しているが

業界の規模が小さくなった、といって気にする人がいます。
それを言い訳にする人もいます。

しかし、もともとの規模がどれだけあるのか?
それによって規模が縮小するという意味がちがいます。

市場規模は
10億円、100億円、1,000億円、1兆円、10兆円・・・
と千差万別。

規模が大きい市場における減少は気にはなりますが
関係があるのでしょうか。

というのも市場規模が大きければ、シェア率は低い。
シェア率が低ければ市場規模から受ける影響は少ないはず。

気になると

影響は少ないはずなのだが、気にはなる。
気になると、そればかり考えるようになる。
とくに、ビジネスがうまくいかない、出した商品が売れない
となると、そのようなスパイラルに陥ってしまいます。

ただ、気にしすぎると動けなくなる。
思い切った展開をできなくなる。
出す商品も冒険しなくなる。
そのため、さらにマイナスのスパイラルに入り込んでしまうのです。

新規参入が強いのは

こんなとき、新規参入する企業の方が強い。
業界のことを知らないから強いのです。
言い方を変えれば、良い意味でも素人だからです。

失敗の経験も成功の経験もないので、顧客目線で
顧客の立場で、顧客がほしいと思われる商品を
純粋に提供できるのです。

そこが歴史ある業界においては強みになることが
あるのです。

まとめ

結論は、歴史ある業界においてもまだチャンスは残されて
いるということ。
実際に新規参入した企業が新しい取り組みでヒットを飛ばして
いるのを見るとそう感じます。
可能性はあるのです。

ビジネスは可能性があって、市場が残されているのであれば
参入する価値があると判断できます。

難易度が高いほど、おもしろいと感じる感覚で取り組む
ことだと感じます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/