【fjconsultants365日Blog:4,009投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

12月に入ってから

12月に入ってからニュース記事をたどっていくと
見えてくるものがあります。

12月9日

最初は、12月9日の記事。

【倒産件数3か月連続増加 飲食店は年間最多ペース】

帝国データバンクの調査。
消費税アップによる節約志向で飲食店の倒産は最多ペースに
なっているようです。

12月に入り、忘年会シーズン突入でしたが、12月の平日は
「タクシーの台数を減らしている」といった声を地方で
聞きました。
それを元に他のエリアもヒアリングしていますが同様な
状況でした。

SNSなどを見ても、飲食店の方が頻繁に投稿しているように
見えるのは私だけでしょうか。

自動車販売のセールスからも突然電話がかかってくるようになり
状況が推測できます。
売れなくなると電話するようになる、という典型的なパターン。
おそらく売れていないのでしょう。

チャート

12月14日

12月14日の記事。

ポインセチア安く クリスマス向け 家庭の需要低調

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO53333280T11C19A2QM8000/

ポインセチアの価格が去年より下がっています。
2割り程度安くなっているとのこと。

解説では家庭用の需要が低調と。
ポインセチアは来年のクリスマス時期には使えません。
今年だけの装飾品になるので、これが「贅沢」と
判断していると思われます。

・何回使えるのか
・いつまで使えるのか
といった判断軸は、花を購入するときに出てくることが
少なかったのですが、今はこうした決断が増えている。
そう判断しています。

消費マインドの冷え込みは一気に来ると感じます。

ポインセチア

12月18日

飲食店の大手「大戸屋」が話題になっています。
12月10日に放映されたガイアの夜明けで取り上げられました。
その内容が、プラスの方向ではなく、マイナス論調。
ネガティブな印象を持った人がほとんど、というデータも
出ているようです。

大戸屋はこの数年で戦略ミスも起こっています。
値上げ失敗が記憶に残っていることのひとつ。
今回は更にイメージがダウン。
業績も下がっているところで追い打ちをかける状況に
なっています。

大戸屋HDは20年3月期の最終損益予想をトントン(前期は5500万円の黒字)まで下方修正した。既存店売上高の推移をみると、ランチを中心に「マクドナルド」「丸亀製麺」といった低価格帯チェーンへの顧客流出がうかがえる。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO53483340X11C19A2DTA000/

ニュースでは、低価格帯チェーンへ顧客が流出していると
解説されています。
もともと大戸屋は「ひとり」で来店される率が高い飲食店でした。
そのため、こうした低価格帯へのシフトも急に起こるというわけです。

まとめ

このようにニュースを定点観測し、細部を積み重ねると
大きな流れを感じることができます。

ひとつひとつは本当に小さい事象。
大きなマイナスでもありません。
大きなネガティブでもありません。
しかし、その集合が経済をつくっていきます。
まだクリスマス商戦が残っているので情報を集めていきますが
年始からの経営の環境を想像すると決して明るいとは言えない。
いまからネガティブ環境を想定しておくことだと思います。