スキマ時間に読める経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジfrom2011

スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための経営情報Web Magazineファースト・ジャッジfrom2011

Year: 2019年

現場工事の原価管理は担当者の責任にしない

現場工事、現場施工、など工事関係の仕事では現場コスト 現場コストのコントロールがポイントになります。 これは大手企業でも同じ。 千代田化工建設が大きな損失を出したことが話題になっています。2019年3月期の売上3,419億円に対して 経常利益はマイナス1,929億円(赤字) 海外の現場で人の確保ができなかったり、手戻り工事が発生した結果が このような形になってしまったようです。 規模に関わらず工事現場の原価コントロールは経営を左右して しまいます。 その点を考えていきたいと思います。
空港

若手リーダーが変化に探知し対応できる習慣とは

「そんなことが発生するの?」 「なんとなくそう思っていたけど本当に起こるとは・・・」 ビジネスでは思っていなかったことが発生することがあります。 これは時代が一気に飛躍することがあるから。 今後は飛躍することが増え、変化が楽しみな人には良い時期に 突入します。 その点、変化が嫌いな人には嫌な時期が続くでしょう。 天国か地獄か。 ピンチなのかチャンスなのか。 先月からリーダーのミーティングでそんな話しが続いています。 景気動向や上場企業決算などの結果が出始めています。 若干の変化しかありませんが、風向きが変わってきたと 判断する人が増えました。 これから変化を察知し対応するための具体的な習慣を考えて いきたいと思います。 対象はリーダーになったばかりの方です。
時計

ビジネスに失敗はないけど時間は戻らない

「時間は取り戻せないから大切に使え」と言われたことがいちどは あると思います。 時間は戻すことが不可能。 何もしなくても時は進む。 「いちどスタートしたことは戻せないんだ」 仕事では戻せないから失敗を感じる。 損失を意識します。 お金として反映されるからです。 スタートしてしまったが方向性が違い、やり直すとき損失が 大きく出ます。 世の中の会社でやり直し・ミスによる損失はいったいいくらになるのでしょうか。 生産性を上げることを意識するときが増えていますが仕事のスピードを 上げる前にミスを減らすだけでも生産性は上がります。 そのためにも「戻らないこと」を意識すること。 不可逆性を理解することだと考えています。 今回はビジネスにおける不可逆性について深めていきます。
コイン

両者にメリットがあるデジタル給与はいつ解禁されるのか

会社がスタッフに支払う給与。 給与の支払い方法は法律で定められています。通貨で直接支払うのが基本。 では銀行(金融機関への)振込はどうなのか。 これは、同意があれば可能なことになっています。 現状では、金融機関への振込がほとんど。 現金を渡されることはなくなりました。 給与の支払い方法の選択肢が今後は増える。 電子マネーなどを利用した給与の支払いが認められれば 一気に普及が加速しそうです。 どの分野で何が加速していくのか、見ていきます。
自動車

タクシー業界は本当に消滅するような気がします

現在タクシー会社の脅威となっている会社はウーバーやリフト。 日本では実現されていませんが個人が自分の自動車を使って他人を 運ぶ配車のアプリを運営している企業群です。 ライドシェアと呼ばれるビジネス。 通常のタクシーよりも安価な設定をしており、世界中で広がって います。 半額程度の料金になっているエリアもありタクシー業界からは 強力な競争相手。 「ウーバー症候群(ウーバライゼーションUberization)」 という名称がうまれた理由も理解できます。 このライドシェアの領域にまた新たな参入が予定されています。 それは
ビジネスシーン

経営者(団体)の発言・提言から変革の前兆を読み取る

人を採用したくても人財の流動性が低い日本では 難易度が高い。 採用できる人がいないことも多い。 スタッフの入れ替えもあまり行わない。 流動性が高い方が良いのか、良くないのか議論は 分かれますが、どちらにしても人材確保は経営の優先課題で あることは確かです。 労働者の減少(生産年齢人口の減少)が予測される中、
大橋

当たり前ではなくなるインフラ(道路・橋梁)

「毎日通っていた橋がなくなった・・・」 「通行規制がかかる時がある」 当たり前と思っていたことが当たり前でなくなる。 振り返ってみれば「水」は無料でした。 今はその当たり前をだれも感じていません。 ミネラルウォーターとして購入しています。 今後は橋や道路が整備されているのが当たり前では なくなるかもしれません。 インフラの維持が課題となるのです。
電車

令和のはじまりが終身雇用制消滅宣言か

朝イチの飛行機移動。(下記写真) 新型の飛行機は各座席に液晶があります。 USB差込口もありスマホの充電も可能。 エンタメのコンテンツは豊富で選択に迷うほど。 今回は、あいみょんの「瞬間的シックスセンス」を。 好きとか嫌いとか関係なく、売れてる曲はチェックということで。 音楽を聴きながら読んでいたのは「雇用」関連の文献。 というのも「終身雇用守っていくの難しい」とトヨタ自動車社長が昨日発言。 先日は経団連の会長も終身雇用について「制度疲労を起こしている。 終身雇用を前提にすることが限界になっている」と記者会見で述べて いるからです。 わたしの中では終身雇用は制度として有効性が低下しているのを感じて いました。 この発言をきっかけに、今回はこの終身雇用について振り返ってみたいと 思います。