スキマ時間に読める経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ

スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための経営情報Web Magazineファースト・ジャッジ

職住接近から次はこの段階へ

【fjconsultants365日Blog:4,041投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

職住接近からここへ

職住接近はメリットがあります。
本人のメリットは、
・時間がかからない、
・身体の負担が少ない、
・心配が減る。

会社側のメリットは
・稼働率が上がる、
・通勤手当が少ない。

デメリットを考えてみると、
・会社から呼ばれる、、、
こともほとんどないですし、デメリットは見当たらない。

長距離通勤はどうだろうか。
メリットは、
・異動を言われたときに単身赴任をしなくてもいい、
・住み慣れた実家(エリア)を離れなくてもいい(ストレス減)
・住居費を抑えることができる。

デメリットは、
・時間がかかること、
・身体の負担が大きいこと。

会社側はどうだろうか。
長距離通勤を認めるのであれば
・異動させやすいこと
がメリット。

デメリットは、
・通勤手当が高くなること、
・稼働率が落ちること。

こうして振り返ると、一長一短があり決め手はないのが
わかります。

ビル

融合へ

職住接近から職住融合へ。
今年のトレンドになると予測が出ています。

仕事場、職場がなくなる。
自宅に職場スペースを設ける。
家がオフィス。
街がオフィス。

今まではテレワークという言葉で表現されてきましたが
「テレ◯◯◯」とつく言葉なので電話に関係する何かを
推測してしまう。
そのため思うように広がらない、普及しない言葉。
覚えられないのです。
次は「職住融合」として普及するのでしょうか。

きっかけ

職住融合の会社があります。
これは、最初から職住融合だけでビジネスモデルを構築しており、
企業からアウトソーシングでサービスを受ける会社です。

完全職住融合で事務所がありません。
なので、オフィスがもともとある会社は参考になりません。

通常、オフィスに通勤していた人が職住融合になるケースは、
仕事をなんらかの理由で辞めなければならないときに
会社側が仕事を継続してほしい場合、職住融合という形になります。
それ以外で職住融合が増える機会はなかなかありません。

普及時期がある

しかし、今後はわからない。
というのも、他社が職住融合に切り替えてコストダウンし
商品サービスの価格を下げてきたら追随するしかありません。

さらに職住融合が増える時期があると考えています。
それは不況のとき。

オフィスコストを削減するために職住融合が増える。
そう考えています。

前回の不況時には会議室が減りました。
その反動で貸し会議室が一気に増えました。
この次は職住融合が増えるかもしれないのです。

sky

勤怠管理

職住融合になったときに勤怠管理はどうするのか?
を質問されることがあります。

この場合、働いた時間だけでは評価できません。
仕事しているのかチェックできないからです。

仕事のアウトプットで評価していくしかありません。
働いた時間で評価するならば、外部監視が必要だからです。
余計コストがかかるだけ。意味がなくなります。

ネガティヴ面

職住融合は万能ではありません。
家に職場スペースをつくってもオフィスではないので
緊張感は出ません。

靴を脱いで生活する日本では職住融合には限界があると思います。
居住エリアと職場スペースを区切る必要があるのです。

ある方は職住融合のとき、仕事が始まると居住エリアに
入ることができないようカギをかけてそうです。
そこまでしなければ無理なのかもしれません。

ちなみに、フリーランスや独立したばかりの人はカフェで
仕事をしています。
気分転換だから、打合せができるから、と言っているかも
しれませんが、家でひとりで仕事すると実は効率が下がるからです。

家は休憩の場所。
休憩するためのスペースであり、休憩するためのグッズがあります。
その横で仕事することはできません。
職住融合のように仕事スペースを区切る必要があるのです。

まとめ

通勤していた人がいきなり職住融合で仕事するのは
セルフコントロール力が求められます。
誰しもができるとは思えません。
そのため、最初は部分的に職住融合で働くことからだと
思います。

人はひとりでいるときに、自己管理ができるほど
メンタルは鍛えられていません。
自由気ままに生活するという本能があるからです。

職住融合、ときどきオフィス、が次の段階では
理想的なのかもしれません。