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経営の選択・迷い・決断の法則

【fjconsultants365日Blog:4,073投稿目】
~経営には優先順位がある~経営コンサルタント藤原毅芳執筆

迷っている相談に対しては

「相談はまわりにしないようにしてください」
「なぜだか、わかりますか?」
と住宅営業の方がお客様にクロージングしていました。

家を建てるという決断は数千万円の買い物の決断。
これをまわりの人に相談したらどうなるのか。
「家を建てようか迷っているのだけど・・・」
「実は今週中に決めなければならないのだが・・・」

と相談した場合、相談された人は必ずこう答える。

『迷っているなら、やめておいたら』
と答えます。
理由は、
・大きな決断のアドバイスをするとリスクを負うから
・大きな決断の相談はされたくないから
・判断がつかないから

といった理由からです。
相談される方も困っているのです。

ビジネスや経営では多額の投資などに決断を迫られる
ときがあります。
そのようなときは、相談するのでしょうか。
相談しないのでしょうか。

金銭を伴う大きな決断に迫られたときに人はどのような
行動にでるのか。
その点を考えてみたいと思います。

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失敗したときのことを考えてしまう

経営においては決断は日常。
しかも決断の効率はわるい。
1勝9敗でもいいのかもしれない。

しかし、慎重派の方は構えてしまう。
もし、失敗したら、損をしたら・・・、と考えて
決断できなくなったり、先延ばしにしてしまいます。

決断金額によって痛みがまったくちがう

ただ、投資する金額、決断する金額によって痛みは
ちがいます。

おそらく決断する金額が大きいほど痛みが大きくなると
想像するでしょう。
実際はちがいます。

決断する金額が大きくなるほど痛みは減っていきます。
減るという表現ですと誤解を招くかもしれません。
正確には痛みを感じない領域に入っていくのです。

その境界線は歴然としてあります。
金額として正確な数値(金額)もわかっています。
心理学に基づいて説明できる分野で、お会いする人には
お伝えしています。

そのため、大きな金額ほど短期間で決断してしまう。
小さな金額のときほど、人に相談してしまうのです。
人は合理的に決断しないと言われる所以です。

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決断は慎重かつ大胆に

大きな額の決断をしたほうがいい、と言っているわけでは
ありません。

将来、
・有益な内容
・利益を生むもの
・設備投資
・人財投資
・新商品開発
・新規事業

などはリスクのない範囲で最大限に投資すべき分野です。

例え話しの方がわかりやすいかもしれません。
1,000km先まで自動車で移動しなければならないとき
どのような自動車を選ぶでしょうか。

経済的なことを優先させるなら軽自動車を選ぶでしょう。
経営の場面では結果を優先させるので、そのときに
軽自動車を選ぶ人はいません。
大型の自動車を選ぶでしょう。

速度がちがうので時間を生み出すことができるからです。
しかも、安全性、疲労度、乗り心地、すべてに差があります。
速く目的地に着くだけでなく、安全に、スムーズに
苦労も少なく達成できるわけです。

ここが決断のポイント。
決断をまちがえると、目的を達成するのに時間がかかり
すぎたり、労力が想像以上にかかってしまったり、
途中で止まってしまったり・・・。
「安物買いの銭失い」になりかねません。

まとめ

決断は千差万別だと感じますが法則性は存在しています。
相談されたとき、明確に判断・決断できるようにしています。
結果に直結する決断は
リスクのない範囲で最大限
が答えです。

最大限・平均・最小限
とありますが、平均的なところで決断してしまうと
何が発生するのでしょうか。

それは、結論が出ないこと。
フルスイングをしなければ、その決断が良かったのか
わからないのです。

リスクのない範囲でフルスイングするのがベストといえます。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。経営セミナー松本考動倶楽部は2014年から登壇し講義80回を超え、2020年からオンライン経営勉強会マナビィーズとしてリスタート。0円コースもあります https://manaby.biz/muryo/